ニッポン総観光地化

地方の再生…

決して簡単なことじゃありませんね。

テレビで、ある地方の小さな町の再生について紹介していました。

その町は、数十年前には人口15,000人ほどでしたが、現在は
1万人を下回っています。

そして、そこに住む人たちの4割ほどは65歳を超えています。

子供たちは遠方へ進学し、ほとんど戻ってきません。

少し前には、この町の小学校が廃校になってしまいました。

そこで町の人たちは立ち上がるわけです。

　　何とかしよう！

で…

何をしたか？

放棄されたままの農地を、都市生活者に農業体験させるファーム・
プロジェクトの推進。

地元の食材を使った農家レストランの開設。

さらに、芸術専門学校が主に運営するワールド・エスニック・
フェスティバルというイベントを6年連続で開催。

そのほか、高齢になった農家の人たちが作物を出荷する際の
支援策も実施されるようになりました。

これらによって…

今のところ「何とかなっている」

つまり、町は維持されているというわけです。

　　でもなぁ～
　　こういうのって、長く
　　続かないんじゃないの？

って思いましたよ…。

根本的なこととして、町に来る人を増やすより、町に住む人を
増やさないと。。。

けど、それが難しいから農業体験とか農家レストランとか、さらに
フェスティバルを開催して人を呼び込んでいるわけで。。。

　　このままだと、日本の各地方は
　　総観光地化するんだろうナ…。
　　それも、あまり規模の大きくない
　　中途半端な観光地になっていくかも…。

って思いました。

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タグ：農業体験 農家レストラン