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自分の居場所がなくなっていく…

大きな会社に勤めれば勤めるほど、自分の居場所が
なくなっていく…、

そんな現象が見られるようで…。

今日、一緒に仕事をしていた職人さんから聞いた話ですが、
義理の兄…、職人さんの奥さんのお兄さんです。

その人は大手電機メーカーに勤めているそうですが、最近、
やたら「研修」が多くなったそうです。

ナントカ勉強会とか、カントカセミナーとか、とにかく研修に
参加させられることが増えたそうです。

そうして、ひとつの研修を終える度にレポートとか報告書を
作成して提出させられるとのことで、本来の仕事ができない
状態になっているとか…。

でも、実は…、

本来の仕事、業務ができない状態にさせられているのは、
本来の仕事、業務を自分には与えることができなくなっている…、
つまり、用無し…、居場所がなくなっている…ってコトらしい
です。

  もう1年前になるか…、
  うつになったとか言って、
  病院通ってたらしいからなぁ…。

と、職人さんは、義理のお兄さんがうつ病になったとも言って
いました。

義理のお兄さんは、もう50になるぐらいの年齢で、聞いていると、
同じぐらいの年齢の社員が、スキルアップとかキャリアチェンジ
の名目で研修を受けさせられ、どうやら、裏返して見ると退職を
勧められているようなモノで、

  あなたの居場所は、もう
  ここにはないから、
  この研修で自分を磨くなり、
  見直すなりして、余所へ
  行きなさい…

と言われているわけです。

会社にとって用無しと見なされた社員を集め、研修とは名ばかりの
退職奨励プログラムをおこなっていると言ってもイイかも知れません。

  大きな会社ほど、そこに勤める人も
  多いんで、その分、要らなくなる人も
  多いんだろうなぁ…。
  オレの女房に兄貴がこぼしてたそうだけど、
  いい様に使われて、使い物にならなくなれば
  ゴミみたいに捨てられるんだってよ…。

職人さんがそう言っていました。

「65歳定年」となった今、会社側としては職場は限られているわけで、
人件費抑制のためもあり、居場所のない社員は囲っておけないと
いうことなんでしょうか?

こうなりますと、政府は雇用保障を強くしたいとの目的で65歳定年を
決めたんですが、逆に雇用保障が弱まるようなコトになってませんか?

  まあ、アレだな?
  オレらみたいな仕事に就いてるヤツは、
  身体が動いて、腕さえしっかりしてりゃ、
  居場所だけは確保できるわな!
  65だろうと70だろうと!
  なっ?そうだろ?

職人さんは最後には笑って、そう言いました。

それはその通りで、僕も身体が動くうちは自分の居場所を失うとは
思っていません。それだけは自信あります。

  それに、アレですよ!
  僕らには勉強会とかセミナーなんて
  ないっスからね!
  机に向かって自分磨くんじゃなく、
  現場に出て腕磨くしかないっスよね!

僕も笑いながら、そう返しましたが、大きな会社に勤めるのは
大変なコトなんですね。

小さな会社で、汗と埃にまみれて身体動かしてた方が、少なくとも
居場所を心配することはないと思いますが、いかがなモンでしょう?
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