人が羨むほどのふたりが離婚した：底辺生活：SSブログ

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人が羨むほどのふたりが離婚した [編集]

結婚相手は慎重に選ぶべきか？

それとも、今、心から好きだと思える相手がいるのなら、
その人と一緒になるべきか？

どちらが幸せを手にできるんでしょう？

今夜、ウチに帰ると悪妻が、高校時代の同級生が離婚した
という話をしました。

　　あたしたちの結婚式にも
　　来てくれた子よ！
　　ホラ、覚えてない？
　　スラッとしてて髪の長い、
　　どちらかと言うと美人顔の…

と言われても、悪妻の友人たちの顔は正直、ほとんど覚えて
いません。

で…、その美人顔の同級生は専門学校を経て、地元の広告
代理店に勤め、5、6年前に結婚し、その際、悪妻も挙式に
招いてもらったとのことで、そういえば…、

　　いいなぁ～！
　　相手の人、自分で会社
　　経営してるんだって！
　　ほかにもレストランを2軒も
　　経営してるんだって！
　　いいなぁ～、そういう相手で…

なんて言いながら羨ましがっていたのを思い出しました。

稼ぎの悪い僕としては、こうなると複雑な心境になります。。。

相手の男がどれほどのモンか知らないですが、そうやって
会社の社長であり、さらにレストランのオーナーでもあると
いうことなので、お金には不自由していないだろうと思います。

一等地の高級マンションなのか、立派な豪邸に住んでいるのか、
高級な外車を2、3台持っていて、ブランドスーツを着込んで、
晩メシの時はワイン飲んで…、

そういう男と一緒になる女性が羨ましいと思うウチの悪妻…。

稼ぎは悪い…、借家住まい…、中古の軽自動車に乗って…、
色褪せたシャツ着て…、毎晩安酒ばかり飲んでる…、

22の若さで、別にこんな男と一緒にならなくても
良かったんじゃないの？

あたしにも、もっと…、もっとイイ暮らしをさせてくれる
男がいたんじゃないの？

って思っているかも知れない…。

そう思うと、自分自身が情けなくもあり、自分の運命を呪って
もみたり…、

でも…、オレだって…、資産家の女と一緒になっていたら、
まるで違った生活を送ることができたかも…、なんて思って
みたり…。

しかし…、

そんな、ウチの悪妻を羨ましがらせ、僕を複雑な心境に陥れた
男女が離婚した。。。

　　ザマーミロ！

って気分です。正直言いまして。

たぶん、ウチの悪妻も同じ気持ち…、少しはザマーミロ！って
思ったんじゃないでしょうか？

僕は、その美人顔の女性も、相手の男の顔も知らないですが、
顔を知っている悪妻は、彼らの顔を思い浮かべてザマーミロ！と
思っているわけで、僕のザマーミロ！より、濃厚なザマーミロ！
だと思うんですが…。

こういうことを書いているから、僕はいつまで経っても
幸せになれないンですね。。。