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カモられ男…飲み放題 5000円

酒は飲んでも飲まれるな…と申しまして、イイ気分になって
酒に酔うのは結構なコトですが、度が過ぎますと、コレ、
とんでもないことになってしまうようで。。。

僕も酒は大好きですから、毎日休まず飲んでますが、
僕の場合、ウチの中で安酒を飲んでおります。

ですから、酒に飲まれたとしましても、とんでもない目に
遭うことはありません。

まぁ、そうですねぇ…、せいぜいウチの中、フラフラ~と
歩いて、足盗られちゃって壁に頭をぶつける…って程度
ですナ。。。

ところが都会の繁華街などには、客を酔わせ、骨の髄まで
しゃぶりつくすような真似をする輩もたくさんいるようで
して。。。


散々酔わされて、骨の髄までしゃぶられた…、そんな
“カモられ男”の悲惨な事例です。

その男、33歳の会社員でして、その日は地方から、都会まで
遊びに来ておりまして、夜、繁華街をブラブラしていますと、

  飲み放題 5000円だよ☆

なんて突然、声を掛けられ、さらには腕をつかまれまして、
相手の顔を見ると、白い歯を覗かせ、にっこり笑っている
体格のガッシリとした黒人男性。

片言の日本語で、しきりに飲み放題 5000円と言い、半ば強引に
古びたビルの中へ連れて行こうとします。

  ま…、5000円ならイイか

カモられ男…、と言いましても、この時点では何も起こっては
おりませんが、何かヤバいことが起きるんじゃないかと言う
予感すら抱かず、そのカモられ男は、つい黒人に引かれるまま、
ビルの中へ入っていきました。

薄暗い店内、革張りのソファに腰を下ろせば、すぐに香水の
甘い香りと共に、2人のホステスが両隣りに座ってきました。

カモられ男のほかに、客は3人ほど。

とりあえずビールを注文。

やがてホステスたちが酒をせがんできたので、彼女らの
ドリンクも注文しますと、その度に数千円ずつ払わされ、
気が付くと財布の中身の空っぽ…、

5万円ほど入っていたのに。。。

  もっと飲もうヨ☆

なんて代わる代わる身体を摺り寄せるように座るホステスの
誘いに乗せられ、カモられ男は、従業員の黒人男性に近くの
コンビニまで連れて行かれ、そこのATMで3万円を下ろさせられ
ました。

3万円を財布に入れ、再び店に戻って飲んでいると、いつの間にか
ウォッカのボトルがテーブルに置かれたような気がしたのですが、
もう、その時は随分酔っており、記憶も定かではありません。

どうやら眠ってしまったらしく、カモられ男が目を覚ますと、
そこは、どうやらラブホテルのベッドの上。。。

二日酔いの頭で記憶を辿ってみようとしますが、何も覚えていま
せん。

財布を確認してみると、案の定…、中身は空っぽ。。。

キャッシュカードを使い、ATMで預金を下ろすことにしましたが、
ここで驚いたのは、何と!!

預金残高が大幅に減っているではありませんか!

50万円以上は引き出されています!

昨夜、店で酔いつぶれている間にキャッシュカードを奪われ、
勝手に引き出したようで、暗証番号はコンビニへ連れて行った
黒人男性が盗み見ていたようです。


飲み放題 5000円…

その言葉が、カモられ男の二日酔いの頭の中で、何度も繰り返し
時に大きく、時に小さく響いて来るのでした。

ま…、こんなふうに客を泥酔させ、キャッシュカードを奪って
現金を引き出すという事件が都会の繁華街では度々起こっている
そうです。

従業員とホステスの見事な連携プレイに、骨の髄までしゃぶり
尽くされていく酔っ払い…。

酒は飲んでも飲まれるな…って言う前に、派手な店でイイ気になって
飲まない方が無難ってコトですかねぇ。。。
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