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フィリピン人女性を見ていたら…

ウチの近くのアパートに、フィリピン人と思われる女性が
数人、住んでいます。

たまに休みの日など、悪妻に連れられて近所のスーパーへ
買い物行くと、フィリピン人女性3、4人のグループが
ペチャクチャしゃべりながら、あれこれと品物を
物色している姿を見かけることがあります。

もちろん僕は知り合いでも何でもありませんから、
顔を見ても、別にあいさつをすることはないですし、
されることもありません。

それにしても、彼女たちはどう見ても「お水系」で、
おそらく近郊にあるフィリピンパブで働いているんだと
思います。

フィリピンの人たちはとても整った顔立ちをして
いますし、彼女たちは若いせいもあってスタイルも良く、
スーパーの中でも、僕を含め、おじさんたちの視線を
集めています。


  彼女たちって…、
  今の生活、楽しんで
  いるんだろうか?

ふと、そう思いました。

もう7~8年前、米国の国務省が、フィリピン人などの女性が
ひどい環境で働かされているとして、日本を監視対象国に
指定しました。

そのため、入国審査は厳しくなったはずです。

実際に「ダンサー」などの興行ビザでの入国は激減しましたが、
偽装結婚での不法入国が増加しているそうです。

ブローカーによって、フィリピン国内で偽装結婚の手続きを
済ませ、彼女たちは「日本人配偶者」という肩書で日本に
入国してきます。

偽装の結婚相手や住まいの手配もブローカーがおこない、
彼女たちは仲介料をブローカーに支払うわけです。

そして彼女たちは安い賃金で、パブなどのホステスになって
働きます。

ある週刊誌では、フィリピン人女性の多くは、日本入国の
ため、偽装結婚という手段を選び、ブローカーが多額の
報酬を得るビジネスの温床になっているとのことです。

また、ホステスとして働く場合、日給はわずか3000円。

この賃金で午後7時から明け方まで働かされます。
しかも、給与の半分は家賃として天引きされるそうで。。。

休みは月に2、3日…。

実に拘束された生活で、自国へ帰ろうにも、パスポートは
ブローカーが保管しているから、逃げ出すことができない。

さらに、警察などに届け出ようにも、偽装結婚に合意して
いる身なので負い目があり、訴えることもできないそうです。

日本へ何を求めて入国してきたのか、僕には彼女たちの
気持ちはわかりませんが、こんなに自由を奪われて、
この先、どうなってしまうんだろうと余計な心配を
してしまいます。

  しかしなぁ…、日給3000円。
  月2回の休みとして月給84000円。
  半分が家賃で引かれるんなら
  手取りは42000円か…。
  キツ過ぎるよなぁ~

そう思いはしても、僕にはどうすることもできません。

スーパーで明るくペチャクチャおしゃべりして、
時々、大声で笑っている彼女たちを見ながら、
せめて、そんなひどい使われ方されてないことを
祈るだけです。
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