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年金の損益分岐点

年金をいくつになったら受給するか・・

これは、自分はいくつまで生きることができるか…って
ことに直結するそうです。

夕方、勤め先の事務所に戻ると、ともに60代のYさんと
Fさんが、何やら真剣な顔をして話し込んでいました。

  オレは身体が動くうちは、今の
  仕事を続けるつもりだで・・
  まぁ、70過ぎた頃から受け取る
  つもりや。

と、Yさんが言うと、

  おめぇさん、そんなこと言うけど、
  72とか73歳でポックリ逝ったら
  大損やぞ!

Fさんが冗談めかして言いました。

  大丈夫や!
  ウチの家系は長生きやで!
  おやじは92、おふくろは95で
  今も生きとる!

と、胸を張って言うYさん。。

さて、現在のところ年金受給の繰下げ年齢は上限が75歳
となっています。(昭和27年4月2日生まれ以降の人)

75歳までの繰下げによって、年金の増額率は84%も割増し
されることになるとのことです!

そこまで繰り下げずとも、70歳以降に受給するつもりの
Yさん。

もらえるモンはもらえる時からもらおうと言った考えの
Fさん。

自分が思っていた通りの年齢まで生きていられなかった
場合、生涯における年金の受け取り総額は少なくなって
しまいますし・・

繰下げによる増額分で支払う介護保険料など増額される
可能性もあるみたいで・・

そこらを考えると、Fさんの考えを支持してしまいますが。。

でも・・

65歳以降、1ヵ月受け取りを遅らせるごとに年金が0.7%
増額されますので・・

例えば、65歳から2年遅らせると・・

  0.7%×24ヵ月=16.8%

2年遅らせるだけで16.8%も増額されれば、暮らしの足しに
なると思います。

ちなみに、Yさんによりますと、繰下げ年齢から12年
生き続けていれば、65歳から年金をもらっている人に、
総受給額が追いつくらしいです。

12年が年金繰下げと年金受給額の“損益分岐点”ってコト
ですね。
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LargeKzOh

 この問題については老生も何時だったかブログに投稿した事がありました。
 老生は繰り上げも繰り下げもせず標準受給で、おかげさまで今や現役時代に支払った社会保険料総額を超えて "回収" しています。
 年金受給世代になると "実感" となってきますが、"通院が最大行事" になりかねません。
 親の世代と違って大量の合成添加物を含む食材を摂取してきた現代人の健康状態は予測予見不可能です。
 十二分に熟慮の上お決めになるのが得策とお勧めします。


by LargeKzOh (2024-01-19 22:46) 

あべしん

LargeKzOhさん、毎度ありがとうございます。

勤め先のYさん、Fさん、ともに楽観的で…

  あぁ、年金なんか“おまけ”みてぇなモンだ!

って言っていたこともあります。。

こんな台詞を、これくらいの年齢の人が言うと
何だかジ~ンと沁みるものがあります。

またよろしくお願いします。


by あべしん (2024-01-19 23:53) 

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