バスツアー･･･裏の影

お手頃価格で観光スポットを巡り、グルメも楽しめる
バスツアー。

お客さんたちは楽しいでしょうけど、バスの運転手さんは
シンドイらしいです。。。

様々なバスツアーの企画が打ち出されるのはイイんですけど、
何しろ人手不足で、運転手さんの数が足りないわけでして…

さらに、海外からのお客さんも増えて来るわで、ますます
バスの運転手さんはハードスケジュール！

こちらは今年で40になる運転手さん。

海外からの観光客を30人ほど乗せて、東京から京都までの
バス巡り。

翌日は、そのツアースケジュールをこなし、新たなツアーに
向けて出発…

で、お客さんたちが宿泊している観光ホテルからご出発☆

って、変だぞ…

運転手さんが来ないンだけど…。

あっ！来た来た！

って、やっぱ、変だぞ…

あの運転手さん、足元、フラつかせてるけど大丈夫かねぇ？

　　あの～、もしもし…

と、運転手さんに声を掛けたのは、ホテルのフロントマン。

お客さんたちの心配を察して、声を掛けたわけです。

　　お具合でも悪いんですか？
　　足元が乱れているようですが…

そんな声を無視して、運転手はバスの運転席へ…

さすがにこれは放っておくわけにいかない！ ってコトで
フロントマンは運転手さんの両肩を抑えるようにして制止
しようとしましたが…

これに抵抗し、運転手さん、メチャクチャな勢いで腕を
振り回し、大声を上げながら暴れ出しました。。。

やっぱ、放っておけない！ ってコトで110番通報しました。

で…

警察官に取り押さえられ、いろいろ調べられた挙句…

ナ、ナント！

この運転手さん、覚醒剤を使用していたことが判明！

それも今回だけじゃなく、もう50回以上も使用してきたと
供述！

聞けば、覚醒剤の効き目で眠気が吹っ飛び、運転に集中できて、
却って安全運転ができる…とのことで。。。

そりゃまぁ、覚醒剤って言うくらいですから…

その名の通り、目が覚めるっつーか、シャッキとするっつーか…

って、アカンやろ！

確かに、バスの運転手さんと言いますのは、多くの人の命を
預かるお仕事ですから、事故を起こしちゃいけないわけで…

居眠り運転などもってのほか！

それはわかりますけど、覚醒剤ってのは…

ま…、安易に遊びのつもりで手を染めたと言うのではなく、
あくまでも運転に集中したいから…って理由らしいですが、
アカンもんはアカンです。。。

この事件は単なる覚醒剤取締法違反ではなく、激務に追われる
バス運転手さんの苦渋を物語っているのだと思うんです…。

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タグ：覚醒剤 バスツアー