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天からの警告

何か悪いこと、取り返しのつかないことが起こる前に、
神様は、ちゃんと僕ら人間に、気をつけるようにと
知らせてくださるのだそうです。

これを“天からの警告”って言うそうで…

この話を、取引先の住建会社の社長さんから聞きました。

もう6、7年前のことらしいですが、社長さん自身、天からの
警告を何度か受けたことがある…ってところから話が始まる
のです。

当時、あまり景気が良くなかったので、社長さんの会社も
どちらかと言えばヒマだったとかで…

そんな折、広大な農業用地だったところを住宅街として開発
する計画があると知らされ、建売り住宅を合計19棟もまとめて
受注することができる話を持ち掛けられたそうです。

完成までの期間は余裕を持たせてあるから、人手の心配を
せずに見積もりを出して、順次、着工してくれとのこと。

  こんな不景気な時代に
  めっちゃエエ話や!
  こりゃありがたいワ!

ってコトで、社長さん、張り切った見積書を用意して商談の上、
受注することに…

ですが…

その直後、帰宅の際、家の玄関前で転んで、大したケガでは
なかったそうですが、ひどく膝を打って、しばらく歩くのも
一苦労だったとか。。。

その痛みがやわらいだと思った頃、再び転倒!

こんどは会社の事務所の中でつまずいたそうです。

その時はケガもなく、まぁ、ヨカッタと言えばヨカッタのですが…

  オレ、もう歳なんかなぁ…
  足腰、弱くなったんやろか…?

そう思ったものの、当時も今も、好きなゴルフを月に2、3回
やって、その腕前はなかなかのモンらしいです。

で…

いよいよ最初の受注分の着工となる直前のこと…

社長さんは、自宅の階段から転げ落ちました!

と言いましても、下から2段目で転んだため、やはりケガは
ありませんでしたが…

  何やらどうも…
  この頃、おかしいナ…。

そう思い、親しい人に話してみると…

それは“天からの警告”だと言われたそうです。

つま先をぶつけてひどく痛い思いをしたり、つまずいて転んだり
するのは、間違った方向に進もうとしている当人を神様が警告
している…のだそうです。

実際に…

どうやら社長さんの会社に受注させ、まとめて建売りを建てさせ、
その工賃を未払いにして、それで安く住宅を叩き売るつもりだった
らしく、社長さんは、直前にウワサを聞いて、着工せずに済んだ
とのこと。。。

社長さんに話を持ち掛けた会社の代表は、その後、警察に
捕まったそうです。。。

  いやぁ~、神様ってホンマに
  居てるンやで!
  それ以来、ワシ、毎朝、近くの
  神社へお参りに行くことにしてンのや!

社長さんは、そう言って、天からの警告と言うのは、必ず当人に
発せられるけど、それに気づくことが出来るか、また、気づいた
としても、ちゃんと行動を変えられるかは、当人次第であると
話してくれました。

つまずいたり、転んだりするほか、もっと分かりやすいのは
ケガをすることだそうで、これは、このまま進むと、もっと
痛い思いをするぞ!って言う警告だそうで。。

また、胃がムカついたり、吐き気を催したりするのも、現在の
状況から逃れるようにとの警告だと言っていました。

幸い、僕は、転んだりケガをしたり、胃がムカつくことは
ありませんので、今のところ、このままで良い…ってコト
ですね。

え?

待てよ…

このままで良い…?

このまま、貧しく、苦しく、すさんだ暮らしで良い…ってコト?
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