女性は出産要員…!?

IUD(子宮内避妊用)と言うものをご存知でしょうか？

1980年代、中国は人口増加を抑えるために「一人っ子政策」を
実施してきました。

この政策を、より確実化させようと中国政府は、第一子出産後の
女性に対し、IUD装着を半ば強制的に勧めたそうです。

中国政府の統計では、2006年時点で1億1400万人の女性がIUDを
装着したとのことです。

この1億1400万人…、避妊女性の半数に相当するそうで…

それにしても…

僕は、こんな政策を中国が取っていたなんて、この記事を
読むまで知りませんでした。

IUDは製造する国によって多少の違いはあるようですが、
中国製の場合、一度装着したら摘出しにくく、手間の掛かる
手術を要するそうです。

で…

これもご存じの通り、既に中国は少子化に伴う人口減少が
懸念されるようになり「一人っ子政策」は撤廃…。

全ての夫婦に二人目の子供を持つことを許可しました。

が…

多くの女性はIUDを装着したまま…

そこで政府としては、第二子を望む女性に対して、無料で
IUD取り外しの手術を受けさせることを決定！

　　って今さら…

　　っつーか、ふざけんなッ！

そう憤慨する女性が多いとか…

そりゃそうでしょう。。。

中国ってのはホント、身勝手な国だと思っていますけど、
こんなところでも、あまりにも身勝手なやり方…。

実際、摘出手術を受けた女性の中には、IUDが子宮に深く
食い込んでしまっていて、取り外しでは激痛と大量の出血に
苦しんだという人も…

記事には、IUDを装着中のある女性から、こんなコメントが
載ってました。

　　政府の目からすれば女性は出産要員…。
　　子供が必要なときは必要だが、
　　不要なときはいらないんだ！

国は人口を調整しなければならない必要性があり、そのための
「管理」であると言えば、そうかも知れませんが…

ホント、身勝手と言うか、国民をバカにしていると言うか…

この先、中国の人口は持ち直すんでしょうか…？

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タグ：中国 IUD