農家をナメるな！

就農給付金制度ってのがあるそうで…

あまり詳しくは知りませんけど、これは就農…、
ま、転職して農家になろう！って一念発起した人に
年間150万円を支援金として給付する制度だそうで。。。

で、この給付は5年間続けてもらえるそうで。。。

　　ふぅん…、
　　じゃ、いっちょ
　　オレも脱サラして
　　農家になってみっか！

そんな人が、実際に少なくはなかったみたいです。

農家減少が懸念されている昨今、何とかして農業を
盛り立てようと言う政策の一環だろうと思いますが…

　　農家をナメるな！

ってコトでもあるようで。。。

そりゃあ家庭菜園とか何か知らんけどサァ…

自分で作った野菜とか果物を自分で食べるのなら
それでイイけど、作物を金に換えるってのはネ…

これ、並大抵のコトじゃないんだよ！

うん。

でね…

それでね、このォ～、年間当たり150万円をどう使うのが
適切なのか知らんけどサァ…

経験がモノ言うんだよ！

ええ！？

経験だよ！　け・い・け・ん！

ねぇ、わかる！？

日曜日にだけ土いじりして百姓やろうったって、そうは
行かないんだよ！

････って現役、本職の農家さんから言われるかどうか
知りませんけど…

実のところ、就農した脱サラの人たち、かなり苦戦して
いるみたいです。

主な原因と言うのが、まぁ、理想って言うか、夢がデカすぎた！

難しい作物と言われるリンゴ、ブドウを栽培したものの
案の定、全滅しちゃったり…

収穫できたものの、想定していた量を大幅に下回ったブルー
ベリーがもたらしてくれた利益は年間にしてわずか30万円
だったり…

お客さんに顔が見えるよう、直接販売したいから農協に
加入しなかったばかりに、農協の支援を得られずマジで
焦りまくってみたり…

････ってコトで、こうなると日本の農家は激減していくことは
間違いなさそうなので、就農者を募ること自体、間違ってない
わけですが…

一人歩きするな！

ってコトでしょうかねぇ？

堅実なのは、その地その地の農家の人を後ろ楯にすること
ですね。

だいたい農業ってのは日本の根幹的な職であり、いきなり
理想とか夢を描く前に、コツコツと地味にやらなきゃ
いけないことがあるような気がしなくもないです。

地に馴染み、その地の人に馴染み、作物に馴染み…

まずは染まること…、そこからのスタートなんでしょうかね。

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タグ：就農 脱サラ 農家