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商売やるなら和菓子かっ!?

今日、改めて思ったことですけど…

和菓子屋、和菓子店、和菓子舗…って、どれが正しい
呼び方なのか知りませんが、とにかく饅頭とか大福餅
とか、季節ごとの和菓子を売っているお店…

それも個人経営っぽい、古びた構えの…

暖簾とかも色が褪せ切ってて…

ガラス戸で、一応、自動だけど…

開け閉めの際に、何だかガラゴロ、ガラゴロって
ヘンな音がして…

そう言う和菓子屋は滅多なことで潰れない!

ってことを改めて思ったのです。

僕の住んでいる近くには、そう言う小じんまりとして
いかにも古めかしい和菓子屋が3軒あるんですが、どこも
健在です!

古めかしいと言うことは老舗と言っても差し支えないと
思いますが、老舗って言うほどでもなさそうな和菓子屋で
特に人気のある和菓子を扱っているわけでもなく、話題に
なっているようなお店でもなく…

そのうちの1軒の和菓子屋の前を車で通ったのですが、
年始用に和菓子を買い求める客が多いのか、店内に何人か
客がいて、そんな光景を僕は初めて見たものですから、
まぁ、新鮮な驚きと言いますか…

  ああ、そうか…
  この店は年末には、のし餅やら
  鏡餅も売っているんだったナ

そうも思ったりして、それでもなかなかの繁盛振りで、

  商売やるなら和菓子かっ!?

なんて思ったりもしました。

この近くには、数軒の洋菓子屋、アイスクリーム屋などが
ありましたが、いずれも時代の流れで潰れてしまったのです。

が…

和菓子屋だけは生き残っている!

別段、和菓子がメチャクチャ流行ってるわけでもなし、いくら
和食ブームとは言っても、こんな田舎町の和菓子屋が世間に
もてはやされるわけでもなし…

これらの和菓子屋は、普段ならガラスケースの中は、わずか
ばかりの饅頭やら大福やら、いかにもやる気のなさそうな
陳列の仕方で、まるで活気と言うものが感じられないのです。

にもかかわらず…

年末にはのし餅や鏡餅を売ってみたり…

近所で小規模ながらお祭りがあると赤飯を売ってみたり…

花見の時期には三色団子を売ったり、初夏には水菓子を
始めたり…

町内会の集まりがあれば、お茶菓子の注文を受けたり…

近所のご家族の内祝いだ、やれ進学祝いだ、それ結婚だ、
やあ葬式だ…

その度に特注の饅頭を売り込んだり…

つまり、アレですか…?

個人経営で小じんまりと古めかしくやってる和菓子屋ってのは、
地域密着! それも完全密着!

そこに小回りを効かせまくる!

これが大きな戦略なんですね。

ピッタリくっついて離れないで、しかも、お客の痒いところに
手が届く、痛いところをさすってあげる!

  そうか、和菓子屋ってのは
  コレで食っているンだ…。

そんなふうに思ったですね。
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