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外国風和食

世界の食の市場は、現在のところ、推定340兆円だそうです。

10年後は、680兆円に倍増すると見込まれています!

これは単純に世界人口が倍増するわけではなく、食品の質、
それと価格が上昇するためだと言われています。

確かに現在でも、質の高い食品の需要が高まっていますし、
値段も上がってますよね。

ところで、この食の市場…

我らが日本も、大いに目をつけているそうです。

何しろ、今は世界的な和食ブーム!

日本の胃袋は縮んでも、世界各国のドデカい胃袋が待って
いるわけで、これはビッグチャンスと言えます。

日本政府は、2020年には国産農林水産物、食品の輸出額を
1兆円にするとの目標を掲げています。

もちろん、和食ブームを背景とした目標設定でしょう!

さて…

和食の特徴と言えば、ダシ…ですね。

かつお節、昆布からとる一番だしの他、いりこ、干し椎茸、
サバ、アジなどからダシをとり、煮物、汁物に、繊細で深く
豊かな味わいを広げ、素材の持ち味も引き立ててくれます。

そんなダシの主役は、やっぱり、かつお節でしょうね。

で、そのかつお節ですが…

EUでは、食品の輸入に関してとても厳しいことで有名らしく、
EUが認定した施設で製造されたものでないと輸入できないと
いう決まりがあるそうです。

しかも、日本から認められる輸入品目は生鮮の牛肉と水産品
のみとされており、、かつお節は認められていないとのこと。

どれだけフランスやイタリア、ドイツなどで和食ブームが
巻き起ころうと、和食の基本であるダシ、その主役である
かつお節が使えない!?

しかも、しかも…

かつお節をいぶす工程で、発がん性があると言われるベンゾ
ピレンが発生し、EUが定めている規制値を超えるとも…

しかも、しかも、しかも…

かつお節は高級品であれば「カビ付け」と言って、熟成の際、
カビを付着させるそうで、EUでは、カビ毒を懸念して輸入を
認めないとも…。

  へえ~
  和食ブームって言っても、
  その真髄に触れることなく、
  外国風和食になるってコトか?

日本で食べることが出来るエスニック料理も日本人に合わせた
和風エスニック料理になっているのと同じですね。
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