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音を楽しみたかった学生さんのお話

昔の人は、音を聞いて楽しむ…

そんな風情がありましたね。

例えば風鈴の音。

暑い時分、あのチリンチリンという風鈴の軽やかな音を
耳にして涼を得る。

また、少し暑さがやわらいでくるとコオロギ、スズムシ
といった虫の音が聞こえてきますね。

  ああ、秋がやってきたなぁ…

なんて季節の移り変わりを虫の音で感じたりもします。

このようにして音といいますのは、人の心に癒しを
もたらしてくれるわけです。

まぁ、人によりましてお気に入りの音があるでしょう。

先ほどの風鈴の音で涼を感じる人もいらっしゃれば、
川のせせらぎを好む人もいらっしゃいます。

サラサラ流れる川の水音…

これも風流なもので、何とも涼やかな音色ですね。

水の流れる音と言いますと、こんなお話もございまして…

21歳になる大学生の男子。

デートはしたいが彼女はおらず、悶々とした日々を過ごして
おりました。

昔から学生といいますのは“ヒマはあってもカネがない”
と決まっているようで、風俗店へ出掛けようにも先立つ
モノがなく、さらに悶々とするばかり…

欲情が溜り過ぎたのか、はたまた湿気がひどくて頭の中に
カビでもはえたのか…

ある日、大学生の男子はとんでもないコトを思いつきます。

それは、女子の排泄音を聞いて、ウサ晴らしをしよう!って
コトです。。。

女子の排泄音…

つまり、アレですか?

その…

女子のおしっこの音とか…?

そんな音を聞いて欲情を紛らわそうってわけです。

そうと決まったら出掛ける先は近所のスーパー。

そこの女子トイレの個室に入り込もうってわけです。

そこに潜んで耳を澄ませ、隣の個室で排泄する女子の
ナニの音を楽しむ…って、こりゃまた随分ご立派な
変態振りじゃありませんか!

しかし、この変態学生…

“ヒマはあってもカネがない”だけじゃなく、知恵も
ないようで、女子トイレに女装して侵入するでもなし、
盗聴器を仕掛けるでもなく、そのまんま…、ありのままで
女子トイレに入っていくから、当然、店員に目撃されて
取り押さえられることに。。。

結局、この変態学生は、実際に排泄音を聞くことは
できませんでしたので、建造物侵入容疑で逮捕されま
した。。。

で…

取り調べの際、女子の排泄音を聞くために侵入したと容疑を
認めたそうで…

だけど、仮に女子の排泄音を聞いたとして、

  おっ、これは!?
  きっと高校生のおしっこの
  音だな☆

とか、

  うん!この音!
  30間近の艶っぽい女に
  間違いない!

とか、

  あっ、アカン!
  この音は80の婆さんだ…

など、見分け…、いや聞き分けられたんでしょうかねぇ?

でも、聞く前に取り押さえられたので、変態学生の言い分と
しては、

  聞こうと思って入り込んだのは
  事実だけど、実際には聞けなかったから
  水に流してください!

ってわけですが…

変態と言いますのは世の中の通りが悪いモノで…

トイレだけに…

通りが悪いモノは流せないってコトです。

おあとがよろしいようで…。

(神戸市の事件に基づいています)
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