農業で儲けるには

農業生産者が減少していると言われる中、農業生産法人は
2005年に7904社でしたが、2013年には1万3561社まで増加
しました。

8年間で1.7倍に増えたわけです。

例えば、大きなところですと、コンビニのローソン。こちらは
全国の農地で収穫された野菜を使った商品開発を行っています。

大手飲食チェーンでも自社農場での生産、原料にこだわった
メニューを提供しているようです。

また、農業とはちょっと距離があるように感じられる電機メーカー
まで、数社が参入していますね。

ところが…

農業で利益を出せているのはごく一部だそうです。

参入数が増加している一方で、撤退している企業も増えている
わけです。

何だかんだ言っても農業って、決して簡単に出来るもんじゃ
ないってコトですね。

おコメや野菜を食べるのは簡単ですが、育てる、売り込むことは
とても難しいようです。

昨年は、撤退した農業生産法人数が過去最高だったと聞きました。

　　これからは農業の時代だ！
　　よぅし！
　　いっちょ、やってみっか！

と、腕まくりして乗り出したのはイイんですが、やってみると
楽じゃない。

儲からない…、下手すりゃ赤字だ。。。

ってわけです。

ちなみに、農業生産法人として利益を出すためには、

　　●地域住民との信頼関係を築くこと
　　●充分な販路(小売・飲食等)を確保していること
　　●生産、流通以外に観光資源としても展開できること

これらの条件が重要だそうです。

農業に関心が集まって、ブームになるのは結構ですけど、単に
ブームだからと言って手を出してみても、収穫した作物の
受け入れ先、売り込みの戦略をしっかりしておかないと、
赤字になって、ぐったりと痩せ細るばかりで…

　　青菜に塩

ってコトですね。。。

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タグ：利益 農業生産法人 赤字