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セブン・イレブン 究極の儲け方

僕の勤め先の会社から近い所に、以前はドラッグストアだった
跡地にセブン・イレブンが出店するようで、「経営者募集」と
書かれた看板が上がってました。

思えばセブン・イレブンは、この地に、ほとんどと言って
イイほど見ることが出来なかったのですが、今、ほとんどと
言ってイイほど、セブン・イレブンです。。。

そんなセブン・イレブンの、特質な儲け方…、知ってますか?

僕も他人から聞いた話ですけど、

  セブン・イレブン商法の特徴は、
  売れ残った商品の廃棄ロスより、
  機会ロスを避けることだ!

と言うことだそうです。

つまり、売れ残りを廃棄する損失より、売り切れた商品を購入
しようとしている顧客の機会ロスの方が、損失が大きいという
ことです。

これは…、

廃棄ロスがゼロと言う完売状態であれば売り手は万々歳だが、
完売は顧客にとって、その商品を買えないことになります。

こうなると顧客は別の店に商品を探しに行くか、購入を
諦めるしかありません。

これが顧客の機会ロスと言うわけで、商品を売り残すより、
売切れ状態にした方がロスが大きいとのことです。

でもね…

これには裏があって、セブン・イレブンの本部側にしてみれば
加盟店が廃棄ロスを出せば出すほどロイヤリティは増える仕組み
になっているそうです!

一般に、廃棄ロスは売上原価に含むため、仕入金額は払わな
ければなりませんが、ロイヤリティは払わなくて済みます。

しかし、コンビニ業界は、廃棄ロスを販売費に含めることに
なっていて、売れ残って廃棄された商品の分も本部にロイヤリティを
支払わなければならない決まりがあるそうです。

と言うわけで、本部側としては、機会ロスを抑えろ!との名目で、
加盟店にどんどん商品を発注させます。

それに従う加盟店側にとって、発注したのはイイけど売れずに
廃棄してしまえば、出費がかさんでしまいます。

一方、本部側にとって、売れ残って廃棄されようが、入ってくる
お金は、その分増える。。。

公正取引委員会が2009年に調査したところですと、1店舗当たり
年間平均530万円の廃棄額に達していたそうで、当時、国内には
セブン・イレブンが1万4600店舗あったと言いますから、一年で
ざっと770億円の廃棄金額になるわけで…

コレって、1日当たり2億円もの廃棄ってコトですよ。。。

こうして毎日の廃棄金額2億円のうち、一定のロイヤリティを
本部は得ているわけで…。

  究極の儲け方は相手を損させることである

って言うのが、コンビニ最大手のセブン・イレブンの
経営哲学ですか…?
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