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この時期はきぬかつぎ

僕の好物のひとつ、きぬかつぎ。
kinukatugi1409.jpg

この時期は最高にウマいです!

このきぬかつぎと言いますのは、子芋と呼ばれる小さめの里芋を
皮ごと茹でたものです。

何できぬかつぎと言うのか…?

以前、調べたことがありまして、里芋の皮をぐるりと包丁で
剥き、切れ目を入れて茹で上げた様子が、平安時代の
女性衣装である「衣かづき」というものに似ているから…、

と言う説があります。

衣かづき…、これが転じて、きぬかつぎになったそうです。

先ほど、きぬかつぎは、

  小さめの里芋を皮ごと茹でたもの…

と書きましたけど、厳密には、皮に包丁でぐるりと切れ目を入れた
状態のモノだけをきぬかつぎと呼ぶそうです。

皮に切れ目を入れて、一部分だけ皮むき状態になっている里芋の
方が食べやすいのですが、ウチの悪妻が、そんな手の込んだことを
するわけがありません。

ウチのきぬかつぎは、皮ごと茹でただけです。

ただ子芋を茹でただけです。

ただ茹でただけの子芋の皮を指でツルリと剥き、生姜しょうゆに
つけて食べます。

ねっとりとした子芋の食感がたまりません!

里芋には、土の味…って言いますか、大地の養分が詰まっている
ような味がします。

ちょっと泥臭く、いかにも田舎っぽい味わいですが、これが
里芋の…、きぬかつぎの旨さだと思います。

これには生姜しょうゆがピッタリです。

生姜の風味が、里芋の味わいを引き立てます。

ねっとりとした口中を、冷や酒で洗い流すと、またきぬかつぎに
手が伸びてしまいます。


  今日も大好物のきぬかつぎ、
  作ってあげたから…。

などと、ウチの悪妻は恩着せがましく言います。

ただ子芋を茹でただけのくせに…、

何の手も加えてないくせに…、

エラそうに…、

など、いろいろ言いたいこともありますが、まぁ、とにかく
この時期は、きぬかつぎで冷や酒!

これが、僕のささやかな楽しみです。
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