超ラッキー!?ラーメンライス

まずは、今日のお昼に食べたラーメンライスをご覧ください。


このラーメン屋さんは、ラーメンを注文すれば、ランチタイム
サービスとしてライスが無料で食べられます。

ライスの量も、大、中、小と選ぶことができ、僕は大にしました。

ラーメンは、この店で一番安い580円の普通盛りにしました。

でも…、

このラーメン…、

チャーシュー3枚入ってて、焼のりが5枚入ってるし、味付玉子が
2つも入って、それで580円って、めっちゃお得じゃないですか！？

そう思って、僕はよろこんでスープをひと吸いして、麺を啜り、
玉子にかじりつき、焼のりを1枚、口に入れた時、厨房の方から、

　　2番さんの特製…、
　　まだ出ないの？

という声が聞こえてきました。

さらに…、

　　え？
　　特製って、さっき出したけど…
　　あれ？
　　じゃ、こっちのは…？

という声も聞こえてきました。

僕が着いた席はカウンターの何番目なのかわかりませんが、
チラリと左右を確認したところ、奥から2番目にいるお客さんが
注文した特製ラーメンが、まだ出されていないようで…、

でも、厨房では、ちゃんと2番のお客さんの特製ラーメンを
作ったと言っており…、

店員さんが、「じゃ、こっちのは…？」と言っている何らかの
ラーメンが余っている状況らしいです。

　　････････どうやら、アレか？
　　オレが食ってるラーメンが
　　2番さんの特製かも…？

と思ったと同時に、厨房から来る強い視線を感じました。

感じましたが、顔を上げて目を合わしてはいけないと本能的に
悟り、敢えて無視して、何事もないようにラーメンを食べ続け
ました。

そして、数分後、店員さんが2番のお客さんに、

　　大変遅くなって申し訳ございません！
　　特製ラーメン、お待たせしましたーっ！
　　ごゆっくりどーぞー！！

と大声で言って、ラーメンを出していました。。。

明らかに、作り直したのだとわかりました。

だって、奥から2番目のお客さんの方が、僕より先に入って
いたのだから…。

こういう時、何だかやましいと言いますか、後ろめたいと
言いますか、そんな気分になりますね。

別に僕は悪くないと思うんですが…。

店員からも何も言われることもありませんので、普通に
食べていればイイと思うんですが…。

客の注文と違うラーメンを出してしまった店員のミスであって、
僕は何も悪くないんですが…。

妙に委縮してしまいます。

時折…、

　　一番安いラーメン頼んだ客に
　　特製ラーメン出して
　　食われちまった…。

という店員の視線を感じ、その度に胸がつかえる思いですが、
わざと勢いよくラーメンを啜り込み、ごはんを残りのスープの
中にぶっ込んで、ガバガバ掻っ込み、食べ終わって、グイッと
水を飲んで、席を立ちました。

レジで、特製ラーメンの金額を請求されるかも知れないと、
少しヒヤヒヤしていましたが、何事もなかったように店員は
580円を請求し、それを払うと、

　　ありがっしたーっ！
　　またお願いしまーす！

と言ってくれました。

　　980円の特製ラーメンが580円で食えた！
　　超ラッキー☆

店を出たとたん、僕はそう思って、胸の中からスッキリした
気分になりました。

そして…、

3ヵ月ぐらい経ったら、また来てみようと思いました…。

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タグ：ラーメンライス 特製ラーメン