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生活保護法改正案…怒りと絶望

あれからどうなったか知りませんが、各自治体からあげられた
生活保護法改正案の骨子を自民党の生活保護プロジェクトチームが
了承しました。

その改正案と言いますのは、

  ●食費などを現物給付することを可能とする

  ●月ごとの受診回数制限を設定し、それを超える場合は
   再申請させることで不要な受診を防ぐ

  ●親族が受給者を扶養できない場合、その理由を親族に求め、
   無回答や虚偽報告に対する罰則を設ける

  ●不正受給の返還金にはペナルティーとして40%程度の
   加算金を上乗せする

などが盛り込まれた受給者にとって厳しい内容です。


ま…、根底には不正受給を防ぐこと、生活保護基準を引き下げること、
それと、やっぱり…国民も、国も以前よりお金がなくなっていること(?)

そんなことが背景にあるんじゃないでしょうか。

しかし、まあ、このォ…

本当に生活に困るほどの状況にいる人にとっては、迷惑な話ですわナァ。。。

食費を現物給付って…、バランスを考慮せず、お米だけとか、
カップラーメン1年分とか、クソ重たいミネラルウォーターの
ポリタンクをドカドカ送られてもナァ…。

それに食べる量には個人差があるし、嗜好も差があるし…。

それと、受診回数を制限されて、実際に体調が優れず、受診を
要する時に限って最申請しなきゃならないという事態になり、
申請しようにも身体が動かなかったりして大変なコトになったり…。

あと受給者を扶養できない理由を親族に求められたりしたら、

  えっ!?
  アイツ、生活保護を
  受給するような生活してンの?

なんて、バレちゃって恥ずかしい思いしたり…。

そんなわけで、この改正案は原案通りに成立しないと思いますが、
とにかく、それだけ自治体もお金に困っているわけですね。


お金に困る人は、この先、トコトンお金に困るようになり、
困らない人は、我関せず…とばかりに横を向いてしまう。。。

そんな光景が、くっきりと描かれてしまうのかも知れません。

・・・・・・もちろん、僕はトコトンお金に困る方に属するわけですが、
生活保護の受給もできず、また受給できても生活がままならず、
怒りと絶望の果てに、孤独死していく…なんてコトが現実に
なる可能性、十分アリです!
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佐々木

ごちゃごちゃ言う暇があったら、資格の一つでもとって、汗水たらして仕事しよう! それと、死ぬ前に誰に怒るの?
by 佐々木 (2013-05-11 19:11) 

あべしん

佐々木さん、コメントありがとうございます。

僕も、汗掻いて一生懸命仕事して、それで何とか
食っていける…、それが幸せの基本形だと
思いますよ。

額に汗して働いても、食っていけない人も
いるそうで…。

そんな時、怒りの対象って、世の中でもあり、
自身でもあり…。

by あべしん (2013-05-11 20:39) 

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