貧困線…貧しき者へ目を：底辺生活：SSブログ

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貧困線…貧しき者へ目を [編集]

貧困線っていう言葉、知ってますか？

僕は今日、初めて知りました。。。

全世帯の所得の中央値に対して、それの50％に当たる数値を
貧困線と言うそうです。

で…、

この貧困線以下の所得で生活している世帯を貧困世帯と
呼ぶそうで、全世帯数を貧困世帯数で割ると貧困率が
計算されるわけです。

　　貧困率＝貧困世帯数÷全世帯数

ＯＥＣＤが試算した日本の貧困線は、2000～2009年期間では
149万円とされているそうです。

この金額は、東京都の生活保護水準とほぼ同じになるとの
ことです。

さて、日本の貧困率ですが、厚生労働省によりますと2009年に
おける貧困率は15.7％

実際は、もっと高い可能性があるとの指摘もあるようですが。。。

一概に他国との比較が難しいと言われていますが、先進国中で、
この15.7％と言う数字は高い方らしいです。。。

まぁ…、それだけ日本では格差が拡がっているというわけです。

ところで、同じく2009年の生活保護率は、2.7％

えっ？！

と思いますよね。。。

貧困率は15.7％　生活保護率は2.7％

って、コレ…、かなり差があるんじゃ…。

要するに、生活保護を受給している世帯の、さらに5倍ほどの世帯が
貧困にあえいでいるわけです。

にも拘らず、生活保護が受給できていない。。。

ホームレス、生活保護費より賃金が低い所得のまま生活している
人たち…、想像以上に多いということです。

餓死、孤立死…、これらも頻発するようになりましたよね。

　　格差が拡がって、富める者はますます
　　豊かになり、貧しい者はますます
　　苦しくなる…

と言って嘆いているより、まずは、貧困率と生活保護の受給率を
同等にしていくこと考えなきゃいけないんじゃないの～？

って、僕は思うんですが。。。

しかし…、

そうなんだよなぁ…、

富める者、力ある者、売れてる者…、

彼らに対しては、ちょっとしたコトでも目が行くのに…、

貧しい者へは目が向かない…、これが世の常なんでしょうね。。。