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怪奇!痴漢からのハガキ

25歳になる女性宅に舞い込んだ一通のハガキ。。。

  先日、快速電車の中で、あなたの太ももを
  触らせてもろーた52歳のオッちゃんです。
  オッちゃんはあれから、あなたのことが
  忘れられません。
  ホンマにきれいやね。
  どうしてもまた会いたくなりました。
  あなたの太もも触った時の、あの感触の
  素晴らしかったこと!
  電車は快速、オッちゃんは快感でした。

女性は身震いした。。。

これで2回目である。。。


女性は、これら2通のハガキをバッグに入れ、警察署へ向かった。

  こんな変態の書いたハガキ、
  2回もウチに届いてるんですぅ!
  コレどーゆーことですか?!
  ホンマにもう!
  何とかしてもらえまへんか?

女性は怒りをあらわにして、警察官にハガキを見せながら
訴えた。

対応している警察官も、彼女のことは知っていた。

以前、電車内で痴漢行為を受けたのだ。

その後、犯人を逮捕することができ、彼女へ連絡して、
痴漢に遭ったのは、この男であるかどうか…、
それを確認してもらうため、署に足を運んでもらった。

彼女の確認も取ることができて、捕えた男の取り調べも、
この警察官がおこなったのだ。


そして今、彼女が見せる2通のハガキは、間違いなく、痴漢の
犯人が出したものであると確認できた。

犯人…、52歳になると言う男を問い詰めたところ、これまでの
取り調べ中、捜査資料を盗み見して、彼女の住所、氏名、
さらに携帯電話の番号まで暗記していったと言う。。。

それで、男は会いたいと言う気持ちが高まり、拘置所から
ハガキを送っていたらしい。。。

直ちに痴漢男を取り調べ室に呼んで、その警察官は
顔を真っ赤にして怒鳴り始めた。

  オマエ、何考えとんじゃ。こらぁ!
  こんなんして、恥ずかしないんか!?

これに対して痴漢男、

  す、すんまへん…、
  けど…、けど、ワシ…、
  ワシ、どーしても彼女のこと
  忘れらへんようになってもーて…
  もう、いてもたっても溜まらん
  ようになってもーて…

肩をすぼめ、上目づかいに警察官を見ながら、
モジモジして答える。。。

  エエ歳こいて、何ゆーとるんじゃ!
  このボケッ!!
  自分のやったコトと歳を考えんかいっ!
  このスカタンっ!

こう怒鳴り散らす警察官に対して、

  で、でも…、アノ…、
  こーゆー気持ち…、
  歳は関係ないンちゃいますか?
  ワシ、ホンマに彼女のこと…

やはり、モジモジしながら言う痴漢男。

  ドアホっ!
  ってゆーか、オマエ、
  全然、反省してないナァ~
  ええっ!?
  まるで反省の色が見えへんやんか!
  オマエ、自分の仕出かしたこと
  分かっとるんかい!
  おらぁーっ!

バンッ!と激しくテーブルを叩き、警察官は勢いよく
立ちあがった。

そのまま痴漢男の方へ向かい、胸ぐらをつかみ上げ、

  オマエみたいなんは、
  こうして…、こうして…、
  こうじゃ───ッ!!

警察官は、痴漢男を押し倒し、その両脚を持ち上げ、
股の間へ右足を押し当て、何度も何度も、グィグィと
股間を刺激したか…どうか。。。

それから後になり、その警察官、副署長に呼ばれて、

  コレコレ!
  いくら痴漢を犯した男とは言え、
  あんな吉本興業みたいなコトしたら
  アカンやろ…、
  いや、そうじゃなくて…、
  何でアイツに、被害を受けた女性の
  住所などが知られてもーたんや?
  チミが取り調べてる間、捜査資料を
  盗み見されたんも、コレ…、
  問題なんやで…。

注意された警察官、いきなり副署長に向かって上半身を
折り曲げ、両手を差し出すようにしながら、

  許して───チョ─ダイ!

とやったかどうか。。。


以上、後半は大きく脚色してしまいましたが、実際に大阪府内の
JR関西線で痴漢が発生し、その犯人が被害女性宅へ拘置所から
ハガキを送ったと言う珍事件がありました。

今日は、この事件に基づいて書いてみました。
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タグ:痴漢
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