________________________________________________________________________

死者のキャッシュカードとハゲタカ

最近、一人暮らしの高齢者の方が多くなっているようで、
そんな方が、急に亡くなって、引き取り手がすぐに
見つからない場合、遺体のほか、携帯電話や
キャッシュカードなどの所持品は、一旦、役所で
保管されるそうです。

役所には、生活保護や行き倒れで死亡した人の対応をする
課があるそうで、とは言っても、そんな頻繁に死亡する
わけじゃないので、担当する人はひとり、多くてふたり
なのだそうです。

で…、

大阪市の区役所職員が、そんな引き取り手が見つからない
死亡者のキャッシュカードを不正使用して、数回にわたり
コンビニのATMで数十万円を引き出したという事件が
ありましたね。

実際に事件が発覚したのは、今年の春…、もう半年前の
ことです。。。

死亡したのは70代の男性で、外出の際に立ち寄った飲食店で
食事を喉に詰まらせて、搬送先の病院で死亡。。。

その時は引き取り手が見つからず、死亡した男性の所持品は
一旦、区役所が預かることになりました。

で、その区役所では死亡者の所持品を管理する担当者はひとり
だけで、他者からチェックの目が行き届かなかったようで、
その担当者は、借金があったらしく、返済のために預かって
いたキャッシュカードを勝手に使って、ATMからお金を
引き出していました。

しかし、

この春に、死亡した男性に娘がいることが判り、区役所が
預かっていた所持品は全て娘の元へ。。。

後日、娘が預金通帳を記帳してみると、男性の死亡日以後に
数回にわたり、預金が引き出されていることが判明!

  これはおかしい!?

と言うわけで問い合わせてみたところ、事件が発覚したと
いうわけで。。。

警察では、職員がキャッシュカードの暗証番号を把握した
経緯や、親族が名乗り出ていない所持品に対する余罪など、
厳しく追及したそうです。

で…、

逮捕された職員の卑劣な行為に対して、怒りをあらわにした
捜査関係者が、

  親族がいることを考えもせずに
  やったんだろう。
  ハゲタカのような奴だ!

と言ったそうです。

すると逮捕された職員…、

  誰がハゲタカやねん!
  なぁ…?
  どこがハゲタカやねん!
  って言うか、なんでハゲタカやねん?
  ハゲタカの生態なんて知らへんし…

と、やたらハゲタカに食い付いたとか…。

僕もハゲタカのことはよく知りませんが、この捜査官が
「ハゲタカのような奴」と言ったのは事実らしいです。

浅はかで下劣…、人のモノを勝手に盗る…、それとも、
死体を食い散らす…って言うコトなんでしょうか?

罪のないハゲタカにはちょっと可哀そうです。。。
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました