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小学校の先生がくれた心に刻まれる教え

人のことをとやかく言うものではない…と、僕が小学四年生
だった時、担任の先生が、口癖のように言っていました。

人の考え方や行動、暮らし方や習慣、それに食べ物の好みも、
人それぞれなので、自分自身とは異なる部分もあって当然。

それをアレコレ批判するような発言は慎まなくてはならない。

また、間違ったことをしている人がいれば、直接、その人に
注意してあげるのは結構なことだが、それを別の人に
面白がって話すことは、とても恥ずかしいことだと教えて
くださいました。

さらに、人の批判ばかりしたり、悪口を言って面白がって
いると、そのうち自分の身に、批判や悪い噂が降りかかり、
肩身の狭い思いをするようになるから気をつけろ。

とも言っていました。

今、思えば、人を重んじる心、あるいは人を理解しようと
する心を養い、品格ある人間になれと言う教えだったの
でしょう。

あの時の担任の先生は、素晴らしくイイこと言ってたと
改めて、ありがたく思います。


ただ、残念なことに、当時の僕は、そんなありがたい教えを、
ぼ────っとして聞いており、この歳になっても品格の
「ヒ」の字も持ち合わせていない人間になってしまいました。。。

そんな僕が、こういうこと書くのも何ですけど…、

最近は、品格の備わった大人物って、少なくなりましたね。

それに、人の道とか、人間とはこう生きるべきだ!とか、
そういうことを教え諭してくれる先生も減ったんじゃ
ないでしょうか?

逆に、人の目を気にしたり、自分のことを棚に上げて
人のことばかり批判したり、周りを気にせず人の噂話をしたり…

そんな人は、確実に増えていると思いますね。


例えば、野田首相にしても、首相を務める前、当時の麻生首相が
国際通貨基金に1000億ドルの支援を決めたことに対して、

  アメリカの大統領はバラク・オバマさん。
  日本の首相はバラマキ・オバカさん…。

などとバカにしたような批判をしていました。

こうしたことがあって後、首相になった本人は、自民党の
石原幹事長から、

  G8の会議で国際通貨基金へ600億ドルの拠出を
  表明しましたよね?
  アナタ、以前、麻生さんのことバラマキだとか
  オバカとか言ってましたけど、それって
  アナタ自身のことじゃないですか?!

なんて突っ込まれてましたね。

この突っ込みに、野田首相は当時のオバカ批判について
謝罪していましたが、まさにコレって…!

  人の批判ばかりしたり、悪口を言って
  面白がっていると、そのうち自分の身に
  批判や悪い噂が降りかかり、肩身の狭い思いを
  するようになるから気をつけろ。

あの時の、担任の先生の教え通りですよね!!


ありがとう、先生…、
とてもイイことを教えてくれて…。

だから僕は、これからは人のことをとやかく言ったり、
面白がって批判するのは止めます。

そして、僕なりに先生からの教えについて、こんなことを
付け加え、自分のモノにして行こうと思ってます。

  人のことはとやかく言わない!
  でも、腹の中では何を思ってもいい!
  自分の腹の中で留めるのならば、
  どんなことを思ってもいい!

いかがでしょう?

これじゃ品格は備わりませんか?
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タグ:先生 品格
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