上を見ても、下を見ても

上を見ればキリがない･･

下を見てもキリがない･･

例えば、僕のような40代は、周りからよく“働き盛り”
なんて言われることが多いです。

働き盛りの40代なんだから、それなりの給与をもらって
いてもおかしくないはずですが･･

実際は、勤め先の規模、それに勤続年数などで、差が
開いてしまうものです。

参考までに、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」
（2022年度版）に基づいて、40代の給与の平均額を計算
してみると･･

まず学歴で差が出てますね。

高卒が最も低くて、30万円前後ってところで･･

大卒が40万円前後･･

大学院卒になりますと50万円前後です。

学歴の差は、年齢と共に、賃金の違いに大きく影響して
くることは間違いないです。。

次に勤め先の規模･･

大企業と小企業では、40代の給与が2割以上の差が出て
います。

そりゃ誰だって、大学院で優主な成績を修め、その後は
大きな会社で働き、勤め続けて出世して、給料も賞与も
ガッポリ…ってのが一番でしょうけど。。。

このように、ガッポリの40代と、そうでない40代に分かれ
てしまうわけです。

さて･･

働き盛りの40代であっても、1日の労働時間が短い人、また、
1週間の所定労働日数が少ない人もいるのです。。

そのような働き方をしている“短時間労働者”の場合、
1時間当たりの平均賃金(平均時給)を、ストレートに紹介
しましょう。

●40代前半／男女平均1,510円（男性2,435円、女性1,358円）
●40代後半／男女平均1,432円（男性2,331円、女性1,307円）

これらの時給に、1日当たり労働時間数と実労働日数を
掛けたものが、1ヵ月分の賃金になります。

僕と同じ40代後半の男性が、毎日8時間、週5日働けば
給与は40万円を超えますが･･

実際の所定内労働時間数、実労働日数に基づけば、月収は
13万円ほどです。

様々な働き方があり、勤め先の規模も勤続年数も様々･･

故に生き方も生活もまた様々になっていくわけですねぇ。

いやぁ～、上を見ても、下を見てもキリがないです…。

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