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荒唐無稽

北朝鮮の人たちの生活は、中国との貿易が頼りです。

様々な食料を自給によって賄うことは出来ず、中国から取り寄せて
いますが、それだけではなく、いろいろな商品を中国から取り寄せ、
それらを北朝鮮国内で流通させることで生計を立てているようです。

ところが・・

2020年1月から北朝鮮当局は、極端なゼロコロナ政策を実施したようで、
中国との国境を封鎖し、貿易を全て停止させました。

頼りの貿易が停止されただけではなく、追い打ちをかけるかのように
地域封鎖(ロックダウン)が繰り返し行われました。

このため、貧困層はもちろん、富裕層ですら生活に困窮して餓死者が
出るほどの状況になったみたいで…

そして現在、一部の国境は再開されたようですが、依然として限定的
らしく、北朝鮮の人たちは国境の再開を切に望んでいるのです。

そんな期待が、度々、噂を呼び、それに振り回されているようで…

国境地域の都市として恵山(ヘサン)と三長(サムジャン)があるそうで、
今年1月には、

  3月中にサムジャンの税関が再開されるらしい!

との噂が飛び交いました。

が、、ひと月経たぬうちに噂が一度は消え、また3月に入ると再び
噂が流れるようになったり…

  ヘサンの税関に対し、防疫場の建設を
  政府が承認した!

との噂が今年の2月から流れ始め、近々、ヘサンで貿易が再開されると
期待されたようですが…

こちらも未だに税関は開かれていないみたいです。。。

こうした噂の信憑性や根拠は不明ですが、それだけ大勢の人たちが
国境再開を切実に望んでいることが伺えます。

地域の人たちは、ヘサンでもサムジャンでも、せめてどちらか一つ
だけでも開かれてくれたら…と、待ち望んでいるわけです。

税関が再開され、中国から商品が入ってくれば、流通が活性化して、
それで商売が成り立ち、暮らして行けるようになるの言うのに。。

国境の川を挟んで、十数メートル先には物資が溢れる中国があります。

封鎖されたままなので、わざわざ遠く離れた地域で輸入して、貧弱な
交通網を使い、気が遠くなるほどの時間を掛けて、ようやくわずかな
物資を得る…

これまでも決して豊かな生活が出来ていたとは言えないけれど、この
現実に比べれば…

北朝鮮と言う国は、国民の声などに耳を貸さないみたいです。

次から次へとミサイルばかり改良しては打ち上げて…

それを国民は、どう受け止めているんでしょうね?

誇らしいことだと思っているんですかねぇ?

  こんなことしてないで税関再開させろ!

とか、

  ミサイルの改良よりも農地や生産性を
  改良しろ!

って思ってンじゃないですか~?

荒唐無稽って言葉がありますけど、まさしく北朝鮮のことじゃないかと
思うんですが、どうですかねぇ…?
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