________________________________________________________________________

学匪(がくひ)とは・・

学匪(がくひ)と言う言葉をご存知でしょうか?

学費ではなく、学匪です…。

学匪とは、学問や知識で人々を惑わし、社会的に悪い影響を
及ぼす学士のことらしいです。

1948年、勲一等旭日大綬章を受章した憲法学者であり、当時の
東京帝国大学名誉教授であった美濃部達吉氏(1873年~1948年)
が、学匪呼ばわりされたようで…

たまたま、今日読んでいた週刊誌に、美濃部氏に関する記事が
あったのですが…

まずは、どうして、この名誉教授は学匪呼ばわりされたのか…?

僕は難しいコトわからないですけど…

その前に、大正デモクラシーって言葉、聞いたことないですか?

中身は知らないけど、何となく聞いたことあるような…って
感じじゃないですか?

この大正デモクラシーと言いますのは、1910年代から1920年代に
起こった政治、社会、文化の各分野における自由主義的な思想や
運動の総称だそうで…

って、やっぱりわからない…。

何しろ「昭和」の前の時代である「大正」のことですし…

でも、とにかく…

美濃部氏の学説が、大正デモクラシーの、さらに、当時の政党
政治の思想の基盤になったことは事実らしい…です。

では、その学説とは…

国家には統治権があり、その国家の最高機関が天皇であると…

「天皇機関説」と言われていたらしいです。

一方で、天皇は絶対的主権者であると主張する軍国主義の
軍部と衝突することになり、彼の学説は公然と否定される
ことに。。。

まぁ、それで学匪呼ばわりされたと言うわけですが…

国家の最高機関だろーが、絶対的主権者だろーが、何にも
わからない!

だから、大正デモクラシーって何なの?

思想って何なんだよ!?

やっぱ、無学の僕には、わかろうとしても無理なコトなんで
しょうね。。。

でもねぇ…

確か、昨年の10月辺り…

「学問の自由」って言葉が、封印された箱の中から飛び出して
きたように、世間の注目を集めましたね。

思想や言論、そして、学問もまた自由であると・・

しかし、日本学術会議が推薦した候補者のうち、6名が任命を
見送られまして・・

どうも、それら6名は、当時の安倍政権が打ち立てた政策に
異を唱えた学士たちであるようで・・

具体的には安全保障の法制とか、共謀罪に関する法案とか・・

そんなことだったように思います。。。

それで、政権に批判的な学士は排除してしまおうと・・

それで見送ったんじゃないかと、ちょっとした騒ぎになった
わけです。

で、、見送られた6名は、学匪呼ばわりされたことはありま
せんでしたけど、彼らの批判を学問の自由を踏みにじるもの
だとして騒ぎになったみたいです。

でもなぁ…

この自由と言う言葉と、政治、政策は別物だと思っちゃうん
ですよねぇ。。。

日本国憲法には、実際に思想、学問の自由は明記されています。

いますけど…

政治って、数取りゲームみたいなところが多々あって、そこに
自由だからと、あれコレ議論し合って、いつまで経っても1つに
まとまらないんじゃやって行けない…

そうなると、自分らの好きな色の帽子かぶってる人を集めた方が
手っ取り早いわけで…

それで、出来上がった政策が、国民に多大なる悪影響を及ぼす
かと言うと、現代において、そこまでに至ることはないと
思うんですよねぇ…。

人間、何を思おうと、何を学び、何と主張しようと、そこは
自由なはずです。

しかし、政策を打ち立てるには、色を決めなくちゃいけない。

緑で行こう!ってコトになったら、最初から緑だけ集めるか、
青と黄色をたくさん集め、やがて緑に仕上げていくか…

間違っても赤を加えると、緑にはならないから、赤は初めから
避けようと…

すみませんねぇ…。

何しろ無学なモンで…

こういうオチになっちゃって。。。
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村


s

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント