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増える墓じまい

お盆、それと、春と秋のお彼岸などにお墓参りをするご家庭は
多いと思います。

ところで、僕はお墓参り、したことがなくて。。。

僕の実家にはお墓がないのです。

ウチの悪妻の実家にもお墓がありません。

どういう理由でお墓がないのか、改めて親に聞いたことも
ないのでわかりません。

悪妻の方も、昔からお墓がなかったので、そう言うモンだと
思い込んでいるようです。

ところで最近は、お墓の維持費が家計の負担になるからとか、
実家を離れ、都市部に住んでいる子ども世代も多いらしく、
わざわざ遠く離れた地方へ出向いて、お墓参りする必要が
あるのかと言った考えもあって“墓じまい”する家庭が増えて
いるとのことです。

墓じまい…

代々、受け継がれたお墓を撤去し、先祖の遺骨を永代供養として
改葬したり、近場の墓地へ引っ越しすることで・・

元来、先祖が眠っているとされるお墓は、親から子へと、代々に
渡り、受け継がれ、守られていくものですが・・

先祖への、また、お墓への考え方も変わってきたようです。

実際に、厚労省の「衛生行政報告例」によりますと、墓じまいの
件数は、2013年度は8万8397件、2018年度は11万5384件と増えて
います。

墓じまいをする家庭におきましては、これでお寺の檀家から
離れることになるわけで、そうなればお墓の維持費が不要に
なるだけでなく、法要などに払うお布施も不要になります。

特に永代供養になれば、改葬の際、永代使用料、管理費を払えば、
以後、基本的にはお金が掛かりません。

ンじゃ、ウチも墓じまいしてみっか!

・・ってコトで、墓じまいは増加傾向にあるわけですが…

お墓を置いていたお寺、いわゆる菩提寺とのトラブルも増加して
いるみたいで…

そりゃあ、まぁ、お寺側にしてみれば、収入源たる檀家が離れ
られては困るわけで…

何とかして離檀を防ごうとするわけで…

例えば、離檀の際には「離檀料」を支払うことになりますが、
その相場は20万円ほどです。

それを「100万円払え!」など、高額請求してくるのです。。。

  ひゃ、ひゃくまん…って、
  勘弁してくださいよぉ。。。
  30万円お支払いしますから、
  どうかこれで…

とか言っても、

  だめだめっ!
  100万円ったら100万円っ!!
  それが払えなきゃ、離檀させないよ!

そんなトラブルが増えているとか。。。

しかし、まぁ、こうなってきますと…

先祖を敬い、今、世に居られるのは先祖のおかげと感謝の心を
込めてお墓参りをするものですが…

お寺側にとっても、墓じまいしたい家庭にとっても…

結局はお金なんですねぇ…

だったら、やっぱりお墓なんてない方が、スッキリした気持ちで
先祖を偲ぶことが出来るかも知れないですねぇ…。
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