ひっそりとしたラーメン屋で…

山間の道を車で走っている途中、ポツンと一軒、
ラーメン屋さんがありましたので、入ってみました。

1杯580円のラーメンを食べました。

お昼時ですが、お客は僕のほかに1人だけ…。

新緑豊かな山の木々が窓から見えます。

そんな所に、ひっそり…

本当にひっそりと…、ひっそり過ぎるわ！

こんな所、あまり商売には向かないと思うんですが…

それでも、おかげで僕は、今、こうして昼食を食べる
ことが出来ているわけで…

このラーメン屋さん、ここで50年くらい続けているのかも
知れません。

それほど店は古く…

店…って言うか、屋台みたいな造りで、客席は当然ながら
カウンターのみ。。

10席もないようなところへ、しかも、こんな山の中で、
僕のほかに客がいるってコトが…

言っちゃ悪いけど、奇跡かも知れません。。。

しかし、奇跡は本当にありました！

ここのラーメンのスープ！

黄金色で透き通った感じで…

ちょっと味が薄くて物足りなさを感じないわけでもない
ですが、クリアな味わい！

ダシ感も伝わって、やっぱり、50年の実績みたいなものを
感じます！

たぶん、開店当初から、ずーっと同じ味を守ってきたのだろう
と思われます。

遺産です。

ユネスコに認定して欲しいです。

この屋台的な店構え、この薄暗いカウンター、このラーメンの
全てが遺産です！

僕は、店を出て、新緑の山の中で大いに感動したのでした。。。

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タグ：ラーメン屋