ホントに地方創生できるのか？

年々、人口が減少している日本…

そんな状況の中、首都圏へ移り住む人は多いようで、
地方の人口がメキメキ減っている反面、東京、神奈川、
千葉、埼玉では人口増…

つまり、首都圏への転入者が多いわけです。

内閣府の資料によりますと、2009年以降、こうした首都圏
転入者は、男性より女性の方が多いとのことです。

特に15歳～34歳の若い世代が、地方から首都圏へと移って
いく傾向が見られるそうです。

コレ、単に都会への憧れ…とかじゃなく、

　　地方にいても、思うように
　　就職することが出来ない！

って言う切実な思いの表われなんだそうで…。

男性より女性、それも若い世代の女性が、地方にいても、
なかなか就業機会に恵まれない…という現実があるようです。

　　こんな所にいたって、やりたい仕事を
　　させてくれる会社なんて見つからない！
　　だから、私は都会を目指す！

ってわけです。

逆に言えば、地方で働く場が広がれば、首都圏へ移っていく
必要もなくなるわけです。

地方創生…

これは名産品や観光拠点を開発、宣伝して人を呼び込むという
作戦もありですが…

ただでさえ少なくなっていく若い世代を、余所へ出さない方策も
重要ってコトで…

それには、都会へ行かなくても気に入った「働き口」がある
地方でなければいけないってコトです。

それでも会社としては、利便性の良い都会に本社を置いたり、
流通効率の高いエリアに生産拠点を置いたり…

ですから、人が集まる所と閑古鳥が鳴く所は、今後もハッキリ
別れると思いますね。

で…

無理やり地方創生しても、“笛吹けど踊らず”状態になることが
充分に予想され、盛り上がってるのは、その地方を創生しようと
企画している一部の人だけ…って、そんなことになりませんか？

さらに、お金たくさん使った割に盛り上がらなかった…ってこと
にもなって…

首都圏転入と地方創生、この2つの問題は根深くて難しいですよ。

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タグ：地方創生 首都圏