転職するなら誤魔化さず正直に…

取引先の住建会社の営業部長さんが、こんなことを言ってました。

　　部下が転職を考えてるってコトが
　　わかるとね、ま…、本人も気まずいけど、
　　上司としても気まずいんだよねぇ…

この会社には十数名の営業マンがいますが、中には転職を果たし、
会社を去る人もいます。

つい先日のこと…、

　　プリンターに履歴書があるんだ。
　　何でこんなモンが？
　　そう思って手に取ると…
　　ウチの営業の一人なんだよ

部長さんの話を聞いて、僕は、まず素直に笑っちゃいました。。。

その営業マンは、作成した履歴書を、うっかりプリンターに残して
しまい、この時点で、自ら爆弾を落としたわけです。

　　ま…、普段から見てても、
　　イマイチ仕事に身が入っていない
　　感じだったけどね…

しかし、上司として、部長さんはその営業マンと一対一で話すことに
しました。

会議室へ呼んで…

部長さんの方から、転職するつもりかと切り出しました。

言われた営業マンは、最初、驚いたようですが、やがて正直に…

　　知人から声を掛けられ、
　　やり甲斐を感じたので、
　　そちらへ移ろうと考えて
　　います。

と答えたそうです。

まぁ、それなら…と、部長さんは引き止めず、その営業マンを
会議室から無事に生還させました。

　　これまでに何人かと、こんなふうに
　　会議室で話し合ったことがあってねぇ。
　　今回みたいに正直に転職の意思を
　　話してくれた方が、こっちも楽なんだよ

とのことです。

中には、とぼけて誤魔化そうとする人もいるそうですが、それを
やられると、お互い気まずい思いをしなきゃならなくなると
部長さんが言っていました。

こうなると就業時間中、すべて疑獄と化します！

　　腹割って話してくれた方が
　　助かるんだよ。
　　中にはオレのことが気に
　　入らないって理由で転職する
　　ヤツもいる。
　　それはそれで仕方ないんだよ。
　　こっちも人間だし、誰からも
　　好かれようとは思わんよ。

だそうです。

誤魔化さず正直に…

これが転職活動の正しい在り方のようで。。。

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タグ：履歴書 転職