女にモテるヤツと言えば…

男ならば、特に若い頃ならば、女にモテたいという思いは、
とても強いんじゃないですか？

モテるにはどうすればイイか？

若い男は、真剣にそのことを考えるわけです。

僕もそうでしたねぇ…

10代後半から20歳をちょっと過ぎた頃なんか、髪型を気にして
みたり、野性的な男がモテるんじゃないかと思い込んで、
不自然に荒っぽい態度とか、黒い服を好んで着てみたり…

ほぼ自分の表情を意識しながら過ごしてみたり…、ってコレは
結構、疲れたです。。。

で…

結果、まるでモテなかった…。

すると、また考えるわけです。

　　女は優しい男が好きって言うから、
　　優しさを前面に出さないとダメだ！

とか思い込むンです。。。

で…

今まで荒っぽさを演出してたのが、急変するわけです。

一生懸命、髪をサラサラにしてみたり…

これまでの黒っぽい服装から、水色のシャツとかチェック柄の
シャツを着てみたり…

目を少し細めて、にこやかな表情を作ってみたり…、ってコレも
疲れました。顔面神経痛かと言われたこともあったです…。

で…

そんなコトしても、相変わらずモテなかった…。

当時、女にモテるヤツと言えば…

チャラい男、軽い感じで女だったら誰でも話し掛ける男、それと
話がうまい男に、やたら優しいと思わせるような素振りの男…

そういうのがモテてましたねぇ。

で…

僕も見習おうとしましたけど、ダメですね。

ますます不自然になるばかりで…。

おかげで、多くの女子に引かれてしまいました。。。

で…

そんな頃、僕はもう、

　　オレ、女にモテない男なんだ…。

半ば諦めムードが漂い、将来に不安を感じ始めました。

その一方で、仕事に打ち込むようになりました。

　　女のこと考えるのやめて、
　　先ずは仕事だ！
　　とりあえず仕事をしていれば、
　　それで毎日が過ぎて行く

そんな思いで、22、23歳になると恰好を気にすることもなくなり、
自分なりに、ひたすら仕事をしました。

汗と埃にまみれ、時には砂や油をかぶり…

で…

不思議なモンで、その頃、女とつき合うようになっていました。

これが今の悪妻です…。

もちろん当時は、この女が悪妻になろうとは思いもつきませんでした。

　　モテなかったオレでも
　　女とつき合えてる！

正直、舞い上がっていました。

今思えば、この女も、僕と同じく、

　　アタシ…、
　　男に相手にされない女かも…

とか思ってたんじゃないかと思うんです。。。

で…

今日は何が言いたいかと言いますと…

　　モテようとして不自然な自分を
　　演出するのではなく、普通にしていれば
　　出会いは成立する。
　　けど…、
　　その出会いが幸福をもたらす保証はない！

ってコトですかね。。。

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タグ：女 モテる