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アトムがいない未来

手塚治虫先生の名作「鉄腕アトム」に描かれた輝かしい未来・・

産業技術、医療分野の発展などにより、人々は明るく豊かな
暮らしを送っていると・・

アトムのような優れたロボットも開発され、交通手段も進化し、
便利な日常が過ごせていると・・

確かに、産業技術、医療分野は大きく発展しています。

しかし…

明るく豊かとは言えないような…

そこには鉄腕アトムはいないのです。

2030年の日本・・

人口は1億1500万人まで減少しました。

首都圏でも、都心から少し離れたエリアでは人口減少が顕著
になってきました。

神奈川、千葉、埼玉でも家が余り出し、地価は下落・・

資産価値の目減りが続くようになってきました。

人口は減少していますが、65歳以上の高齢者は3600万人に
増えました。

対人口比にすると40%を超えました。

こうした人口動態により、年金財政は悪化の一途・・

年金支給開始年齢は、既に70歳からとなりました。

社会保険料の負担額は年収の30%に達しました。

負担額が増えた割に、年金支給額は減る一方で、この頃では
サラリーマン世帯の夫婦合せて月額15万円。。。

高齢者の貧困は社会不安として定着してしまいました。

産業面においては、医療、介護業界を除いて、ほぼ全産業で
斜陽化が進んでいます。

労働人口減少が、その原因のひとつですが、以前、ホワイト
カラーと呼ばれた労働者層が行っていたルーチンワークなどは、
クラウドソーシングで外注化されたか、AIの進歩で自動化。

ローン審査、資産運用などもAIがやっています。

工場内の単純作業は完全ロボット化。

このほかの、誰でも出来るような仕事は、AI、ロボットたちに
奪われたのです。

そうなると収入が激減します。

2020年に比べ、20~30%減になりました。

40代で年収400万円台の世帯が大勢を占めています。

と、これは正社員の話で・・

この頃では非正規労働者が大半を占めるようになり、彼らの
平均年収は150万円前後。。。

これが、さらなる未婚率上昇を招き、30代男性の場合、未婚率は
70%超。

「男余り」現象が当たり前になってしまいました。

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まぁ、以上は雑誌の部分的な記事に基づくものですが・・

2030年、アトムのようなロボットは、いないことは確実のようで。。。
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