まぼろしの天津飯

取引のある元請会社のうちの一社は、中国にも拠点があり、
そこの部長さんも、年に数回、中国へ出掛けているみたいです。

で･･

その部長さんから聞いて、初めて知ったコトですけど･･

天津麺とか天津飯って、ご存知ですよね？

タケノコや椎茸などを加えたカニ玉を具にした、旨味の効いた
あんが掛かっているヤツ･･

あれがラーメンの上に乗っていれば天津麺。

ごはんに乗っかっていれば天津飯。

･･ですよね？

ところが、部長さんが言うには、

　　天津には、っつーか中国には
　　天津麺も天津飯もないヨ。
　　アレは日本のオリジナル
　　中華料理じゃないの？

ってコトで。。。

　　え゛っ っ！？

僕は絶句してしまいました。。。

　　カニ玉に似たような料理はあると
　　思ったけど、別に天津が発祥って
　　ワケでもないみたいでし…
　　それを麺やごはんに乗せて
　　食べたりしないんじゃないかなぁ。。

　　････････････
　　･･･････････

完全に言葉を失ってしまいました。。。

天津麺はともかく、僕は天津飯が大好きで、無性に食べたく
なることがあり、安くて旨い天津飯を食べさせてくれる
お店も2、3軒、知っているのです。

　　ここの天津飯は、本場の天津より
　　きっと旨いに違いない！

そんな自信を持って、これまで天津飯を食べてきたのに･･

その本場の天津はおろか、中国にも存在しないとは･･!!

部長さんによりますと、上海やきそば…ってのも日本の
オリジナル中華らしいです。

　　天津やら上海やら…
　　特に根拠があるわけじゃないと
　　思うよ。
　　誰かは知らないけど、日本の
　　中華料理屋さんが、日本人の舌に
　　合うように作り上げたモノだよ、アレは。。。

ってコトらしく、僕にとって青天の霹靂でした。。。

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タグ：上海 天津飯 カニ玉