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万引Gメン

先日、テレビで万引Gメンのドキュメンタリーを放送していました。

万引Gメンは、警備会社に勤めている人たちで、警察官と違って
特に何の権利も与えられておらず、まぁ、一般人と同じです。

放送されていたのは、Gメン歴12年の女性警備員(40代)です。

彼女は、スーパーの中で買い物客を装い、私服姿でカゴを手に
提げながら、目を光らせるわけです。

そして、万引犯と疑わしき人物を見つけると、並々ならぬ集中力で、
場合によっては、トイレにも行かず1時間、2時間も尾行しなければ
ならないこともあるそうです。

さらに、相手に気づかれないよう細心の注意を払い、盗んだと
思われる商品、数、場所、時刻などをメモしていくのです。

さて、万引Gメンが絶対に守らなくてはならないことがあります。

それは・・

  取り押さえる時は、100%確信がある時だけ!

誤認は許されないのです。

商品を取って、それをレジで精算せずに店外に出た時、その時、
初めて万引犯として、その相手に声を掛けるわけです。

声を掛けられた相手は、たいてい素直に応じるそうですが・・

中には暴れ出す者もいたりで・・

  これまでに、腕や太ももを
  噛まれたことが2度あります。

と、この女性警備員は語っていました。

犯行が多い時間帯があるみたいで、主に昼食前と夕食前の時間
だそうで、そのほか、スーパーの従業員が休憩する時間である
午後1時~2時を狙う万引犯もいるとのことで・・

  結局、いつ発生するかわからないから、
  気が休まらない。。

とも語っていました。

また、目を疑うような手口も見てきたそうで・・

例えば、家電量販店において、液晶テレビを店外までズルズルと
引きずって出て、そのまま自分の車に乗り込もうとする肝の太い・・

っつーか、ナニ考えてンだかよくわからねー!って感じの犯人。。。

このほか、フワ~っと長めのスカートを穿いた女性が、スーパーの
食品売り場で菓子パンやら刺身のパックやら、次々と足の間に
隠して出て行こうとしたり・・

・・って、その犯人の歩いてる姿、是非見たかった。。。

  万引は1度成功すると味を覚えてしまい、
  何度も繰り返す。
  盗む量も金額も増えてしまい、手口も
  大胆になっていく。
  取り押さえれば「死んでやる」とか
  「呪ってやる」とか、そんな罵声を
  浴びることもあるし、ワアワア泣き出して
  許しを請われることもある。

そう語る万引Gメンである女性警備員は、これまでに1000人を
超える万引犯を捕まえたとのことで。。。

12年間で1000人…

単純に年間で83人…って、この数字、多いのか、そうでも
ないのか、僕にはよくわかりません。

でも大変な仕事だと思いますよ。

警察官と違って、賞与や退職金の面では、さほど優遇されない
らしいですし。。

その割に、毎日、緊張の連続で、暴れられたりなど危険なこと
もあって。。

・・・・・僕には、介護の仕事と万引Gメンの仕事は絶対できないと
思ったです。。。
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