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何で女人禁制なの?

インド南部に位置するケーララ州。

この地にあるヒンドゥー教のサバリマラ寺院は800年の歴史を持ち、
年間5000万人もの人たちが訪れるパワースポットです。

そして、この寺院は現在も「女人禁制」だそうで。。。

詳しく言いますと、10歳から50歳までの少女、女性の入場を禁じて
おり、さらに、寺院の参道すら立ち入ることを禁じているとのこと
です。

10歳から50歳まで…

これは月経年齢にある女性の入場を禁じているわけです。

ま…、ヒンドゥー教ってのは、月経期間の女性は「不浄」であると
捉えているらしいです…。

とは言っても、サバリマラ寺院は特別であり、他の寺院では
女性も参拝できるみたいです。

で…

そのサバリマラ寺院に…

厳然と女人禁制を貫いている寺院に…

あるまいことか、2人の女性が入り込んじゃったわけでして…

2人とも40代だそうで、1人は弁護士。もう1人は民族活動家らしいです。

どういうつもりで、この2人の女性は入り込んじゃったのか知りませんが、
このことに信者が激しく抵抗しまして…

今年1月には、信者が暴動を起こし、100人以上が負傷し、約5800人が
逮捕されると言うショッキングな事件がありました。

当の2人の女性は、行方をくらましたみたいで…

そりゃそうでしょうねぇ~、こんな大暴動になるとは思わなかったで
しょうから。。。

それにしても、僕ら日本人には理解し難い事件です。

大昔、日本でも宗教上、女人禁制が存在したと言うことを聞いた
ことはありますが、今どき、こんな言葉を使う人なんていない
でしょう。。。

ところがインドでは…

今でも女人禁制の概念が存在していて、しかも、実際に入場を禁じて
いるわけで。。。

で…

そのサバリマラ寺院の人に、

  何でおたくのお寺では、女の人が
  入っちゃいけないことになってンの?

そんな質問をした記者に対し、寺院側は、

  ここに祀られているアイヤッパ神は
  禁欲に徹する神だ。
  女性が立ち入り、その存在を知ることに
  よって、アイヤッパ神の気が乱れることが
  あってはならん!

そう答えたそうで。。。

・・・・・・・・・・女性の存在で気が乱れる・・?

それくらいで乱れちゃう神様って、どうよ・・?

・・って、僕は思っちゃったンですけど。。。
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