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カップヌードルの思い出

日清カップヌードルは、カップ麺のパイオニアであることはご存じの
通りですね。

スタンダードなしょうゆ味、さらに、カレーヌードル、シーフードの
3つが不動の三本柱ですが、これまでにカップヌードルから、いろいろな
味が発売されてきました。

しお、みその定番から、チリトマト、クラムチャウダー、チーズカレー
などなど・・

現在も販売されているかも知れませんが、僕の近所にある数軒のスーパー
では、しょうゆ、カレー、シーフードですね。

ところで、今日、バイト先で、

  カップヌードルの中で1番好きな味は?

この話題で結構盛り上がりました。

1位は「しょうゆ味」を選んだ人が、圧倒的でした。

2位が「カレー」

3位は「シーフード」でした。

なお、ザックリではありますが、みんなの意見をまとめると、

  しょうゆとカレーは僅差。
  3位のシーフードは、2位のカレーと開きがある。

って感じでしたね。

それでも、シーフードを1位、または2位に推す人も多く、案外、若手の
男子が好きだと言ってました。

ちなみに僕は、しょうゆ、カレー、シーフードの順ですが、ほとんど
しょうゆかカレーしか食べませんね。

シーフードも好きなんですが、

  どうしても食べたい!

ってところまで行かず、結局、しょうゆかカレーに手を出してしまいます。

カップヌードルと言いますと、高校時代、大量に麺を箸ではさみ上げて、
それを思いっきり啜り込んで食べる…ってのが流行りました。。。

そうやって食べると、よりおいしくなる…って、思い込んでいた時代
でした。。。

昼食の時間、友だちと、いかに大量に麺を啜り込めるか、競い合ったもの
です。

当然、麺は熱いわけで、それに耐え、啜り込んでいくのです。

涙目になりながら、必死に熱さに耐えて啜るヤツ・・

フウフウと息を吹きかけて啜り込んでみたものの、まだ熱かったのか、
のたうち回るヤツ・・

勢いよく大量に啜り込んだのはイイけど、即、勢いよく噴き出すヤツ・・

こんなことが、僕の高校時代の弁当タイムにおける、ちょっとした
パフォーマンス(?)だったのです。

今思うと、何でこんなコトが流行ったのか…。

バカバカしくなりますが、当時は、やたら盛り上がっていたのでした。

そのうち、カップヌードルの麺をひと口で食べ尽くすことが出来るか!?って
ところまで発展しましたが、結局、ひと口では食べ切れなかったようで・・

それでも、僕も実際に実行してわかったことですが、ひと口半で食べられる
量であることが判明したのでした。

これは、しょうゆ味で試すのが最も無難です。。。

お湯を注ぎ、3分待って、フタを取り、しばらくの間、立ちのぼる湯気を
眺めるのです。

これから挑む「ひと口食べ尽くし」に向け、心を静めるわけです。

そして、意を決するかのように、パシッと割箸を割るのです。

あ…、この場合、間違っても塗箸は使わないでくださいね。

麺をはさみ上げた時、重量に耐え切れず、滑り落す確率が大きいですから。。

ここでは、一番安っぽい割箸がベストです!

で…、カップ容器の底から、ぬぐっ!とすくい上げるようにして麺を
持ち上げるのです。

モウモウとあがる湯気にひるむことなく、落ち着いて箸をしっかり持ちます。

麺を落とさぬよう、バランスと力加減に気を配り、麺を少しでも冷ます
よう、ひたすら静止・・

このあと、頃合いを見て、息を吹きかけます。

早く冷まそうとして大きく吹きかけると、そこでバランスを崩して、
せっかく大量にはさみ上げた麺が落下し、悲惨な状況を招きます。

息はゆっくり、ゆっくりです。

フゥ~… フゥ~… フゥ~… 

やがて、麺から湯気が消えて行きます。

そのまま麺を落とさぬよう注意しながら大きく開けた口を近づけます。

最初のひと口が大切です。

がぼっ!と、口に麺を押し入れるようにして、ズイズイ啜ります。

箸を上手く使って、麺を押し入れていくのです。

既に麺からは、スープが落ちて、表面がいくらか乾いた状態になって
いるため、啜りづらくなっているわけです。

しかも、それなりに熱を持っており、やはり熱いわけで・・

慌てず、なおかつ、手際よく!

肺活量、耐熱力、忍耐性のほか、集中力が重要です。

この段階になると、周りで見ているヤツらがヤジを飛ばします。

  ほ~れ、熱いやろう。。

  どや?行けるか?
  どや?

  ぷっすぅ~~ん!

など、中には意味不明の言葉を吐くヤツもいて、思わず噴き出しそうに
なるのを堪えるのです。

  神経集中! 神経集中!
   神経集中! 神経集中!

こうして耐え抜き、大量に入った口の中の麺・・

このモサモサした食感を味わいつつ、喉から食道、そして胃袋へ
流し込んでいくのです。

  おおっ!

わずかな歓声が上がります。。。

それでも、ひと口で食べ切れたことは一度もなかったです。

残り半口分ほど、いや、それより少ないほどだったかも知れません。

・・・・・ってなコトを思い出しました。

何で、あんなバカなことやって盛り上がっていたのか、今では
不思議なほどです…。
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