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ケチな中国人・太っ腹な中国人

今から約30年前…

その頃は、まだ中国の所得水準は低かったようで…

1ヵ月の収入は、日本の平均的給与の10分の1程度だったとのこと。

だから、当時の多くの中国人は、お金の支出については非常に
シビアだったそうです。

  中国の人たちはケチだ。

と言った印象を持っている日本人は、たいてい1980年代から90年代に
中国人と接したことがある人たちだろうと思われます。

お金がないからケチになってしまうのは、別段、中国人に限ったこと
ではありませんが、特に中国人の場合は、手持ちのお金が少ないと
とにかく使わないようにする傾向が強いそうです。

これは、例えば日本人の場合、同じく手持ちのお金が少ない時でも、

  ここは使っておくべきかどうか。

  これを今、買うべきかどうか。

お金の「量」だけで判断せず、何と言いますか理論的に考えると
言いますか、左右前後を想定するとでも言いますか・・

そんな考え方で、お金を使ったりします。

でも、中国人は違うみたいで・・

とにかく「量」が少ない時は、どれだけ必要と思われても、また、
どれだけ安い値で売られていても、お金を使わないことが多いと・・

しかし、あれから中国経済は急激な成長を遂げ・・

日本円にして年収1千万円を超える人は、決して少なくないそうです。

それで一気にケチから急転して、大胆に使うようになります。

お金の「量」が少なければ使わないが、多くなると途端に太っ腹。。

そんな傾向がとても強いみたいです。

ここのところは、やはり日本人には理解しづらい部分でして・・

確かに、日本人でも大金を手にすれば、太っ腹になりますけど・・

何でもカンでも、手当たり次第に買いまくると言う人は、そうは
いないと思います。

ところが中国の人は、金に任せて何でも買いまくる!

周囲の目も、声も、一切、気に掛けることなく。。。

ある意味、極端です。

ケチに徹していたと思っていたら、いきなり爆買いを始める。。。

だから、わかりやすいと言えば、わかりやすいです。

これは、中国人一個人だけでなく、組織にも見られるそうで・・

  とにかく、いきなり発注してくる!
  こっちの話も聞かずに、いつまでに
  これだけやってくれ…って感じで。。。

と、元請会社の部長さんが話してくれました。

  ちょっと前まで、こっちが気を利かせて、
  安い見積で済ませることを提案してたのに、
  それでも渋ってたくせに…。

で、注文を受けないと怒り出すから始末が悪いそうで・・

  金さえ出せば、相手は何でも言うことを
  聞くと思っている。
  まぁ、日本にもいるけどね、こういうタイプ。。。

それで部長さんは…

冗談か本気か知りませんけど…

どうやって相手の財布から1枚でも多くのお札を抜き取れるか…って、
日夜考えているとのことです。。。
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