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こんな工場があるだろうか

牛乳と聞けば、「雪印」の文字を思い浮かべる人、少なくないと
思います。

日本を訪れた中国人観光者の一人が、北海道にある雪印メグミルクの
工場を見学しました。

彼女が、工場で見たもの、聞いたことについての感想を、ネット
掲示板に掲載されています。

  私は、これまでにロシアと日本で牛乳を飲んだことがある。
  確かに日本の牛乳の味は、中国のものと違う。
  その味について、詳しく説明することはできないが、
  北海道と言う所の牛乳工場を見学した印象はとても良かった。

  そこでは、あまり人がおらず、作業場なのにわずかな人しか
  いなかった。
  オートメーション化が非常に進んでいるようだった。

  そして、作業員の態度は、表面的な部分ではあるかも知れないが、
  少なくとも中国より、はるかに良かった。

まぁ…、今や食品工場でも省力化、機械化は当然と言った感があります
からね。

一方、中国では、そこまで整備されていないのでしょうか…?

  最初から最後の工程まで、担当者が丁寧に説明しながら
  案内してくれた。
  工場の環境だけでなく、その態度は素晴らしかった。
  そして、説明を聞き終わった頃には、「雪印」ブランドに
  対する信頼でいっぱいになった。

  しかも、工場見学を終えてから、お土産として新鮮な牛乳を
  配ってくれたのだ。
  さらに、出口では事務所内で働いている人たちが、その手を
  休め、深々とお辞儀して見送ってくれた。

これですよ!これ!

これが日本の“おもてなし”の心ですよ!

  雪印は老舗の会社ではあるが、以前、不祥事を起こして
  大打撃を受けた。
  今もなお、その時のことを教訓として大切にしている。
  シェアは、かつてに比べれば減っているようだ。

工場見学について彼女が綴った、この最後の一言が、僕に何とも
言えない余韻を与えてくれたのでした。

  でも中国に、こんな工場があるだろうか。

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