イイ休日を過ごしましょう

厚生労働省が発表している「新規学卒者の離職状況」

これを見ますと、1992年3月に大学を卒業した学卒者の3年以内の
離職率は23.7％でした。

これに対し･･

2015年3月に大学を卒業した学卒者の3年以内の離職率は31.8％！

ほぼ3人に1人は、3年以内に会社を辞めちゃう…ってコトです。

しかも、ここ2、3年の新入社員の離職率は上昇気味であると…

　　　今どきの若者は根性っつーモンが
　　　なさ過ぎ！

　　　仕事がキツイと思ったら
　　　すぐ辞めていく！

など、上司の方々の愚痴、ボヤキが聞こえてきそうですね。

そんな上司の方々の中には、

　　　24時間、闘えますか。。

って、1989年の流行語になりましたが「企業戦士」と言われる
ような、トコトン仕事に突き進む人、いらっしゃるンでしょうね。

あの時代は、

　　　やればやっただけの成果が出る！

って時代でもあったみたいで、モーレツに働くことが美徳と
されていたようです。

しかし、今は違うわけで…

今どきの20代前半の人たちにしてみれば、AIの発達を知って
いるわけで…

だから、今やってる仕事は、そのうち機械に取って代わっていく
と言うことを感じているわけです。

自分が定年になるまでの約40年後まで、今やってる仕事が続けられる
とは思えないと言うコトです。。。

それが、今の若い人たちに不安を与えてしまうのではないかと
思うんです。

彼らは、別に会社や上司に対して不満があるのではなくて…

漫然とした不安を抱えているのではないかと思うんです。

「根性がない」「キツイと辞める」のではなく、不安に潰されて
いっちゃうンじゃないかと･･

その不安は、やがて、

　　このままオレ、この会社に勤めてて
　　大丈夫なのかなぁ…？

って感じになって、対「会社」に移っていくンじゃないかと･･

それで辞めて行っちゃう…、離職率は高くなっちゃうと･･

でもねぇ…

漫然な不安ってのは、抱えても意味がないと言うことに早く
気づいたモンが勝ち…ってコトだと思いますね。

そこで不安を解消するには、"イイ休日"を過ごすことだと･･

月曜日から金曜日まで、遅くまで会社のために働いて、自分の
時間が持てなくて･･

それで休日になれば、ダラダラ昼頃まで寝ていたり、または、
仕事のことが気になって、ウチの中へ仕事持ち込んだり…

これじゃ自分のための、自分の時間を持つための休日ではなく、
結局、会社のための休日になってしまっていると…

そこで、休みの日は、早起きして身体を動かすのが一番だと
思いますよ。

何でもイイから身体を動かしてみると、気分がスッキリして
リフレッシュできますから。

休日に、頭の中や身体を軽くすれば、自然と不安も軽減して
いくんじゃないかと思いますし、それで仕事への姿勢も違って
くるんじゃないでしょうか？

休日が圧倒的に少ない僕が言うのですから、一度試してみて
ください。

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タグ：休日 離職率 不安