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これからの養老・・・中国

近頃、中国でも日本より“一足遅れ”で少子高齢化が社会問題
となってきました。

中国では60歳以上の高齢者人口が、2016年末時点で2億人を超え、
今後は拡大を続けると見られています。

60歳以上の高齢者が人口全体に占める割合は、日本に比べると
まだまだ低いわけですが・・

それでも2億人ですから!

さて、日本では「介護」と表現されていますが、中国では、
これに該当する言葉として「養老」と言われているようです。

長年に渡る“一人っ子政策”によって、現在の中国は夫婦2人で
4人の老いた親の世話をしなければならない家庭が多いとのこと。。。

一人っ子政策の弊害とも言われているそうですが、そんな
政策を実施して来なかった日本も、今、同様ですね…。

そのため日本では、高齢者に優しい社会、施設、住宅などが
進んでいると言え、そこのところを中国は今後、学び、吸収して
いきたいと考えているみたいです。

例えば・・

段差をなくしたバリアフリー設計、様々な箇所に取り付けられて
いる手すり、転倒を防ぐ工夫された滑り止め・・

可動式のベッド、足元を冷やさない床暖房、車椅子のままでも
使いやすいよう高さ調整が出来る水周り・・

これらは、安全・健康・便利・快適に高齢者が生活できるために
配慮、用意されたものです。

これら日本の介護設備などを中国でも大いに参考にして取り入れ、
「養老」に活かして行こうと言うわけです。

しかし・・

設備などの前に、中国には、日本から学んでほしい…、参考に
してほしいことがあると思います。

それは・・

  確かに介護に対しての設備、工夫は行き届いて
  いるかも知れない。
  でも、それら設備を使って介護するのは人なのだ!

ってコトです。

日本の高齢者を介護している人たち・・

彼らの苦労、不平不満などを参考にしていただきたいと
思います…。
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