退職金2218万円

総務省より公開されている「地方公務員給与実態調査」を
見てみますと･･

公務員として勤め上げた定年退職者に支給される退職手当…

まぁ、退職金ですわなぁ…

この平均額は2218万円とのことです。

　　イイよなぁ～！

もちろん、この金額が残りの人生を安泰に過ごさせてくれる
とは言えないかも知れませんが…

　　22,180,000

って記された明細書を見たら、心安らぐことと思いますね。

何しろ僕の勤め先は、死ぬ前日まで勤め上げても退職金は
1円も出してくれません！

まぁ、小さな会社ですから、雇っている者が辞める度に
まとまったお金を支給することは大きな負担になってしまう
わけでしょうねぇ。。。

　　何だカンだ言っても公務員は、最後まで
　　勤め上げれば、ガッポリ退職金が
　　貰えるンや!!

仕事仲間のUさん、Iさんは、時々そんなことを言います。

それじゃ、実際、どんな感じなのか…？

警察を例にしてみましょうか。

警察官は9つの階級に分かれています。

巡査・巡査部長・警部補・警部・警視・警視正・警視長・
警視監・警視総監

こうした階級に分かれている中、まさにピラミッド型に
なっているそうで･･

全国に警察官は29万人ほど･･

このうち6割は巡査(巡査部長含む)だそうです。

警部補が30％未満。警部で6％未満。

警視になりますと2.5％ほどですから、その上の警視正など
極めて限られた人数であると推察できますね。

そんな状況下でも･･

　　22,180,000

これで中小の会社でしたら、どれくらい貰えるんでしょうね？

取締役とか部長、課長職ではなく、一般社員から係長辺りで
どれくらいなんでしょうね？

こうして見ますと会社組織もピラミッド型と言えそうですから
構成的には警察と似ていると思います。

2218円より多いか、少ないか･･

それよりも、もっと気になるのが、退職金貰えない会社に
勤めている人、どれくらい居るんですかねぇ？

これもUさん、Iさんが時々、口にすることですが、

　　オレらみたいに最初から、この会社で
　　働き続けているヤツには、いくらか
　　退職金出してもらわんとナァ…、
　　一定の勤続年数を勤め続けたら退職金を
　　支給するように…って、社長や専務に
　　何度か頼み込んでるけど、なかなか
　　進展せんナァ。。。

で、、社長に頼み込んだりすると、必ず、こんな答えが返って
くるみたいです。

　　ウチはまだ退職したヤツが一人もおらんから、
　　オレもよくわからんのや。
　　まぁ、考えとく…。

そう言う会社なんです。。。

退職したヤツが一人もおらん…

現在、最年長者は64歳。

なお、ウチの会社、定年が決まっていないンで…

そうなりますと、いくつになっても退職したと見なされないと
言うコトですか？

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タグ：退職金 警察