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ウチの悪妻がおひとりさまに・・

ウチの悪妻が、何やら熱心に雑誌を読んでいました。

チラッと紙面を覗いてみると、「おひとりさま」とか「年金分割」の
文字が見えました。

気になったので、悪妻が風呂に入っている間に読んでみました。

その記事は、どうやら女性の老後に関するもので、老後の生活費に
ついて、いろいろ書かれていました。

まぁ、女性の方が男性より長生きする確率は高いわけで、その分、
老後の生活期間も長いと言うことです。

ってコトは、それだけ生活費も必要になるわけですが…

男性より長生きして、それだけ生活費も必要になるはずなのに、
女性の方が、年金収入は少ないのです。。。

厚生労働省によりますと、老齢厚生年金受給者の平均受給額は、

  ●男性 約17万円
  ●女性 約10万円

男性より4割も少ないですね。。。

これは厚生年金の加入期間が男性より短いこと、それと、給与額が
低いことが原因ですが…

これじゃ、おひとりさまの女性ではやっていけないんじゃない
でしょうか・・?

これも厚労省によるデータですが、受給額が10万円以下と言う割合は
女性の場合、50%を超えています。(男性は12%)

と、まぁ、ここまで読んでみて・・

  ふぅん…
  で、あいつはオレの年金を合わせて、老後も
  のほほんと暮らして行こうと企んでやがるのか…。

などと思いましたが・・

そのあと、「離婚時の年金分割制度」って見出しがありまして・・

  現在、結婚している女性も、将来、離婚して
  おひとりさまになることを選ぶ人もいるでしょう。
  その時、忘れずに手続きしたいのが離婚時における
  年金分割制度です。
  これは、婚姻期間の夫婦の厚生年金の加入記録を、
  離婚時に分割する制度です。

  基本的な仕組みは、権利が多い人から少ない人に
  分割されます。
  年金額が少ない女性にとって、心強い仕組みと言える
  でしょう。

この制度に基づいて、2014年度は2万件を超える分割が実施された
とのことで・・

それだけ離婚した夫婦も多かった…ってコトですか?

また、分割前の平均年金の月額が5万2000円だったのに対し、
分割後は8万3000円ほどになるとのことで。。

  なお、この制度を適用するには、原則として
  離婚から2年以内に請求しなければいけませんので
  ご注意ください。

などとも書かれていました。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・あいつ、
  オレと離婚して、8万3000円で
  食って行こうと思ってンのか?

と、思ったものの、すぐに否定しましたね。。。

ウチの悪妻がおひとりさまになることは考えられません。

あいつに、そんな生活能力があるわけないのです。。。
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