財布の落し物

駅の構内や電車の中での落し物、忘れ物…

1年間で、一体どれくらいあるんでしょうね？

きっと驚くほどの数だと思いますね。

利用者数が多い駅でしたら、1日当たりでも相当な件数に上る
ことでしょうね。

で…

そんな落し物、忘れ物の中には、

　　ホント、しょ～もないモン

もあれば、

　　マジ、信じられんほど高価なモン

まで、いろいろあるわけです。

例えば、財布と言う落し物…

ひと言で財布と言いましても、これまたいろいろでして…

有名ブランドで革製の長財布…

コレなんかですと、パッと見ただけで、1万円札ぎっしり入ってて、
クレジットカードやキャッシュカードも何枚も入ってて、どこかの
クラブとかサロンとか、そんな高級店のメンバーズカードまで数枚
入っているに違いない…って思いますよね。。。

有名ブランドではないけど、まぁ革製で、ちょっと使い古した感じの
長財布…

コレですと、そうですねぇ…

現金は1万円程度かなぁ～。。。

一応、クレジットカードの1枚も入ってるだろうけど、それより
どっかの小売店のポイントカードの方がたくさん入っている
だろう…って思っちゃいませんか？

僕の持っているような二つ折りの黒財布…

コレなんかもう…

中身を見るまでもなく、現金はせいぜい2、3千円…

万札どころか5千円札だって1枚も入ってない！

クレジットもキャッシュカードも入ってない！

入っているのはスーパー銭湯の回数券。。。

と、まぁ、このように財布によって中身も異なってくるようで。。。

さて、話は戻りまして駅の落し物、忘れ物ですが…

利用者が多いJR東日本の上野駅。

ここで切符販売を担当していた契約社員の女子(27歳)が、落し物の
財布を着服して懲戒解雇の処分を受けたという事件がありました。

そりゃまぁ、何しろ上野駅ですから、いろいろな財布が毎日のように
落し物、忘れ物として届けられることでしょうね。

つい、魔が差してしまったのかも知れません。。。

それで、届けられた財布を、台帳に記録しようとしていた別の駅員が
一旦、事務所へ置いたらしく、再び事務所に戻ると配布がない！

そこで事務所にいた契約の女子社員を問い詰めたところ、着服した
ことを認めたそうで。。。

さて、その財布はどんな財布だったのか、詳細が記事に書かれて
いませんのでわかりませんが…

中身は、現金340円。それと150円がチャージされたSuicaが1枚…。

　　･･････････････
　　･･･････････。。

僕は、しばし呆然としましたよ。。。

記事によりますと、契約の女子社員は着服を認めた後、こう言った
そうです。

　　現金が欲しかった！
　　Suicaは飲食物の購入に使い、
　　財布は捨てました。

もし、僕の目の前に、この女子社員が…、27歳という若くて、まだ
未来ある女子社員が居たら、思いっきり両肩をつかんで、こう言った
ことでしょう。

　　お、おまえなぁ、、
　　現金欲しかった…って、340円やぞ！
　　340円で何ができるンや!?
　　それと150円のSuicaで飲食物…って、
　　ペットボトルのお茶買ったら、それで
　　おしまいやろ！

さらに、女子の両肩を強く揺さぶりながら、

　　そんな財布、盗るなッ！
　　もっとたくさん金が入っとるヤツを選べ！
　　アホか、おまえ！

そう叫んだことでしょう。。。

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タグ：Suica 上野駅 長財布 落し物