高校時代のアルバイト

子どもたちは、今、夏休み真っ只中ですナァ☆

ウチの超反抗期の娘は、夏休み期間を利用して、友人と一緒に
スーパーでアルバイトを始めたみたいです。

早朝6時に出勤し、午前11時まで。

休憩時間を除き、4時間半の労働時間になり、時給は870円。

1日当たり3,915円。

それでも夏休みの間で、10万円以上は稼ぐことが出来るわけです。

高校2年生にしたら、上出来だと思いますね。

スーパーで商品の補充と売場の掃除をするそうで、大いに結構な
コトだと思いますよ。

早起きして身体動かして、それでお金をいただく…

これで勤労に対する意識が身に付けば、本当に有意義なコトだと
思います。

これを機に、ウチの悪妻も目覚めて欲しいモノです。。。

ところで、時給870円って、どうですか？

こんなモンですか？今時は。。

実は、僕も高校時代、スーパーでバイトをやったことがあり、
その頃は、確か時給600円くらいだったと記憶しています。

僕は高校時代、小遣いを稼ぐため、いくつかのバイトをして
いましたが、スーパーのバイトはおいしかった☆

毎週日曜日は『朝市』と称し、8時半から店頭で野菜、お米、
菓子パン、コーラなどの清涼飲料水、ラーメンなどを売って
いました。

僕は、菓子パンを売る係で、他に仲間が2人いて、1人が野菜、
もう1人はコーラ係でした。

これらの店頭販売は、レジに打ち込むのではなく、お客から
現金を受け取り、それをつり銭が入っている専用の箱に入れて
いました。

午前11時に『朝市』は終了し、そこで現金が入っている箱を
スーパーの事務所へ持っていき、そこで売上集計されるのでした。

ですから『朝市』終了まで、現金は、それぞれ販売係の手元に
あるのでした。

で…

僕らは、“裏の稼業”と言ったり“小商い”と言ったものですが、
その手元にある現金をくすねるわけで…

ま…、時効ですから…

1回の朝市につき、せいぜい300円程度をくすねるわけです。

何千円もくすねると、一発でバレますから。。

そこはソレ、加減ってモンがありまして…

最大でも500円…って仲間内で決めていました。

で…

お客が少なくて、野菜が売れず、今日は“裏の稼業”が出来そうに
ない…って時は、片手で頬を撫でる仕草をするわけです。

　　こっちは今日、ムリっぽい。
　　裏稼業はできねえぜ。。

ってコトです。

これに対し、そいつの分を少しでもフォローできそうだったら、
例えば菓子パン係の僕が、これまた片手で額をゴシゴシ擦る仕草を
するわけです。

　　よし、わかった。
　　オレの方で少しぐれぇなら
　　小商いしてやるぜ！

って意味で、そいつのために、100円でも分けてやるのでした。

これがホント楽しかった☆

罪悪感を不思議なくらい感じなかった☆

　　ほかのバイトは、日曜日の朝にまで
　　出勤してくれないけど、アンタら3人は
　　高校生のくせによくやってくれるンで
　　助かるわ☆

って、チーフがよく褒めてくださったのですが、これに対する
後ろめたさなんて全然、感じませんでした。。

ワルだよなぁ～、オレら…って、小商いで得た小銭でバイト帰りに
ガリガリ君など買って、それを齧りつつ、自転車に乗って
笑い合っていました。

もちろん、こんな話、ウチの娘に聞かせたりしませんが…

ま…、娘も友人と一緒のバイト体験、青春のイイ思い出になれば、
それでイイです。

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タグ：高校時代 アルバイト 稼ぐ