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どうせ食べるならA5のお肉

国産牛肉の格付けで「A5」は最上ランクを指しますね。

A5と表示されているだけで、それはもう最高級!

最上質のお肉!

いわゆる「A5至上主義」ってヤツで、やたらA5ランクの牛肉に
こだわったり、食べたがったり…

でも最近は、ちょっと変化が出てきたそうですね。

そもそも、A5などの格付けは、食肉業界用の判定基準であって、
それを飲食店や小売店が、消費者に対して用いていること自体、
間違いである…、と指摘されるようになってきました。

ちなみに、A、B、Cで区分されているのは「可食部の多さ」で
1~5の数字は「肉質等級」を表わすそうです。

それでA5は、確かに最上ランクですが、それだけに高く売れるので
売る側は儲かるわけです。

なので、生産者は、より脂の乗った霜降り肉を生産することに尽力し、

  サシが良く、色つやが素晴らしい!

そんな牛肉をA5のお肉として流通させるわけです。

焼肉店にすき焼・しゃぶしゃぶのお店、それと高級精肉店などが、

  A5ですよ!

  さあさあ、ご覧なさい!
  これがA5のお肉です!

  この見事なサシ!
  どうです?

  どうせ食べるなら
  おいしいお肉食べましょうヨ!

そんな訴求、演出でA5、A5と謳いまくるわけです。。。

すると消費者側としても、

  ほぉ、A5ねえ…
  たまには、イイお肉食べてみるか。

  うんうん!
  やっぱりA5だけあって
  おいしいね!

  これこれ、コレだよ!
  さすがA5だね!

ってわけで、A5信仰に…

こうなればしめたモンで、生産者、飲食、小売は儲かるンです。。

ところが…

僕みたいな貧しい人間には、これが面白くない!

  なにがA5だ!
  なにが霜降りだ!

バカ高くて、とてもとても食べられない。。。

  いいんだよ…。
  米国やオーストラリアの牛肉で充分だよ。
  霜降りなんかより、赤身の多い肉の方が、
  高タンパクで脂肪が少なくて…
  それに自然だし…
  だから、それでいいんだよ…。

ってわけで、米国産を買ってくるンです。。。

でも最近は、ちょっと変化が出てきた…

A5信仰者が減ってきた…

  今の和牛の霜降り肉は脂が50%、
  場合によっては70%もある。
  本来、脂の割合は30%から40%までの方が
  おいしいのだが、このところの格付け
  ブームのせいか、短期飼育で脂の乗りを
  よくした食用牛が増えてしまった。
  あまり脂が多いと、その脂が胃の中で
  固まり出して、これが胃もたれの原因に
  なる場合がある。

そんなコメントもあるようで…

このごろは、赤身肉を好んで食べる人、増えてきているそうです。

  そうだ!
  やっぱ、オレの判断は間違ってなかった!

などと、妙に勝ち誇った気分になるのですが、これもちょっと
違いますね…。
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