________________________________________________________________________

稀少な讃岐うどん

ある雑誌の中で、うどんに関する対談形式の記事が載っていまして…

まぁ、うどんと言ったら“讃岐”

まずコレが一大ブランドですわナァ。。

で、その讃岐うどんの中でも、香川県のあそこの店がどうの、
そっちの店がどうの…

いろいろと、店の味とかこだわりについて語り合っている中で、

  やっぱり県産の小麦を石臼挽きして
  いるから、小麦の風味が違う!

僕は、この箇所が気になったです。

県産の小麦…

香川県産ってコトです。

どれくらいの生産量で、どんな品質の小麦なのか全く知りませんが、
こうして紙面上で、うどん好きを自負している人が語るのですから
少なくともうどんに適した品質の小麦なんでしょうね。

ところで、小麦にはブランドって無いんですかねぇ?

お米のように、コシヒカリとかヒトメボレとか…

香川県産の小麦、何て言うんでしょうね?

ま、それはイイとして、その県産小麦を石臼挽きする!

石臼…、小学校の4年だったか、5年生だった頃、どこかの資料館へ
行って見たことがあるだけで、実際に動かしているところは見たこと
ありません。。。

どんな原理で、どのようにして小麦を粉にしていくのか知りませんが、
とにかく石臼がイイそうです。

僕が資料館で見たのは、それほど大きくなくて…って言うか、
ハッキリ言って小さかったです。

子どもの目から見ても、

  ちっせ!

って思ったです。

臼と言うと、お餅つきのアレを想像してしまうので、アレと比べると、

  何だい、こりゃ!?

ってほど小さかったような記憶です。。。

そんな小さな小さな石臼で、たくさんの人たちに食べさせるだけの
うどんに相当する量の粉って、一体どれだけ時間を掛けて挽いたら
イイのだろう?

だいたい、あんな石臼なんかじゃ量産できないんじゃないの?

日清フラワーとかニップンとか、石臼なんかで挽いてたら今の
値段の10倍、いや、もっと高くなっちゃうでしょうね。。。

でも記事には、

  石臼挽きが一番ですよ。
  何しろ摩擦が少ないでしょ?
  だからうどんにした時に風味が
  活きてるンですよね!

って書いてありました。

ふぅ~ん、要するにアレか…

たぶん、香川県産の小麦だって、生産量が少ないんでしょうね。

稀少な小麦を、稀少な製法で粉にする。

で、稀少な讃岐うどんの出来上がり…ってワケですか。。

で? それが旨いってコトですか。。

ほぉ~、そりゃようございましたね…。

ここで僕は雑誌を閉じました。

本来、安価な庶民の食べ物を、やたら理屈をこねたり、こだわった
ような真似したりして吊り上ることは止めて欲しいものです。。。
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村




nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント