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激論!ラーメンマン

ラーメン王、ラーメン大使、ラーメン星人…

僕の勤め先で、こよなくラーメンを愛し、年間最低でも
365杯食べているという専務の呼び名です。

自分ではラーメン王と言ったりします。

しかし、周囲からは、

麺の亡者・ラーメンマン!

爆食戦隊ラーメンジャー・レッド!

って言う人もいます。。。

夕方、事務所に戻ると専務が、ウチの若手と何やら激論を
交わしていました。

どうやら“つけ麺”について…、らしいです。

この若手は、ちょくちょく専務と同行してラーメンをごちそうに
なっていると同時に、ウンチクやら解説を長々と、延々と
聞かされているヤツなのでした。

その彼が、

  めっちゃ旨いつけ麺を食べた!

と、専務に自慢顔で話したらしいです。

すると…

  つけ麺も悪くはない。が、あれは
  ラーメンの派生形であって、
  ラーメンあってのモンだ。
  混ぜそばも同様だ。

から始まって…

  どれだけ旨いつけ麺が生まれ出ようと、
  根本はラーメンにある。
  熱々のスープに浸された麺。そして具材たち…
  一体となっているから味わいに調和があり、
  食べていく間の変化もまた楽しめる。
  つけ麺、混ぜそばには若干ながら違和感がある。

と続き…

  つけ麺の場合、麺を冷水でしめる以前に、
  元々、太めの麺を使うので、当然だが
  食感にかなり弾力がある。
  つけ麺好きのヤツは、麺の食感がイイとか、
  麺がのびないからイイと言っているようだが、
  それはアマい!
  そんなの当たり前すぎることだ!
  そんな当たり前を感動にするなと言いたい。
  むしろ熱いスープの中の麺をのびないうちに
  食べる技を磨くなり、そう簡単なことでは
  のびない麺を提供する店に出会った時に
  感動しろと言いたい。

なんか、スゴイ展開になってきたぞ…

  スープについても同様だ。
  つけ麺のスープは当然ながら、つけつゆなので
  幾分、濃厚に出来ている。
  それを「味がしっかりしている」とか、
  「素晴しくダシが効いている」とか…
  そりゃ違うぞ!と言いたい。
  じっくり鶏ガラと魚介で仕込んでいく
  清湯スープの奥深さを知れと言いたい。
  これでもかと言うほど豚骨を使って取った
  スープが不思議なほどあっさりしている
  神秘さを知れと言いたい。
  スープの好みは千差万別だ。
  それでイイんだ。
  長年、ラーメンに親しんでいくと季節、時間帯に
  よって自分の好みが変わってくることを知ることが
  出来る。
  こうなるともう、ますますラーメンに突っ込んで
  行きたくなる!

・・・・・な、なるほどですね~。。

でも、ラーメンマン専務の言いたいコト、僕には少しだけ
賛同できますね。

実は僕も、つけ麺や混ぜそばより、断然、典型的と言いますか、
従来型と言いますか、ラーメン派です。

理由は特にありませんが…

それに、つけ麺や混ぜそばを邪道とも言いませんが、やっぱ
ラーメンっすね!

  それから具だ。
  旨いラーメンを食わせる店は、麺のタイプ、
  そしてスープに合わせてチャーシューの厚み、
  大きさを決めるモンだ。
  きざみねぎの分量も、メンマの長さ、硬さも
  そうだ!

この辺りから、若手は口をポカンと開けっ放し、目は虚ろ…

  な…、なんや?
  このオッサン…!?

って感じですかねぇ…?

この先、軽く1時間は続くでしょうねぇ…。

僕は、そんな若手の様子を見つつ、専務から見えない位置に座って、
腹を抱えて声を立てずに笑うのでした…。
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