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低所得層とファストフード

ファストフードと聞くと…

  肥満の素…

  健康上よろしくない…

ってイメージ、強くないですか?

さらに…

  どちらかと言うと低所得層の人が
  よく食べる

って思われてませんか?

ファストフードに対するイメージは、米国でも同様らしいです。

しかし、米国オハイオ州立大学とミシガン大学の共同調査の
結果によりますと…

  低所得層は、ファストフードを
  最も食べていない!

って発表されています。。。

むしろ、富裕層と中所得層の方がよく食べているとのことです。

これは、無作為に選んだ米国民を追跡調査し、2008年、2010年、
2012年のデータを抽出した結果で、ファストフードの摂取率と
社会経済的地位の関係を分析したもので…

  だけどサァ…
  比較的、低所得層に肥満が多いのは
  ファストフードをよく食べるから…って
  聞いたことあるんだけど…。

そんな声も多いんじゃないでしょうか?

これに対し、共同調査結果の中で、

  低所得層は、その貧困ゆえに
  適切な医療機会にアクセスできず、
  食事制限にも対応しないため、
  一度肥満になると、なかなか
  抜け出せなくなるのでは…

と、言うことらしいです。。

また、米国のファストフードは、平均価格が日本円にすると約890円。

決して安いとは言えなくないですか?

低所得層と言われる人にとって。。

ちなみに、米国・保健福祉省が規定する低所得層とは、2人以上の
年収が、日本円にして177万円以下の世帯とのこと。

これに基づいて単純計算しますと…

890円のファストフードを毎日3回、食べていたら…

1人当たり約97万円…ってコトで、年収を超えちゃいます。。。

こういうのって…、日本でも当てはまっているかも。。

日本と米国のファストフード、違いがあるかも知れませんけど…

けど…

日本だって、そう安いモンじゃないと思うんです。

って言うか、そもそも、ファストフードは低所得層をターゲットに
売り出されたわけじゃありませんし…

正確なことはわかりませんが、手っ取り早く食事を済ませたいと
言うニーズに対応したのが始まりじゃないでしょうか?

  低所得層は、栄養バランスが
  あまりよくない食生活をしている…。
  それ故、肥満が多いようだ。

  ファストフードは簡便さをウリにして
  いるので、栄養的な配慮は低い…。

以上の2つが結合して、低所得層とファストフードをつなげて
しまっているようで…

そう言う点で、この調査結果…

低所得層とファストフード。双方の相関性はなく、それぞれの
従来的課題を認識させた…ってコトになると。。。

そう言うだけで、そこから先に進まない…

そうは言っても改善に至らない…ってコトでもあると。。。

僕としましては、なかなか意味深い調査結果だと思いました…。
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