しっかり頭下げんとアカン！

僕の勤め先の社長は、70半ばくらいの年齢です。

一代で会社をたち上げただけあって、現在も気骨に溢れ、
熱意を持って仕事に取り組んでいるようです。

僕ら社員に対しては、エラそうなこと言ったり、威張った
態度で接していますが、元請や取引先には腰を低くして
接しているらしいです。

　　いや～、お宅の社長は立派だね！
　　いつもハキハキしてて、それでいて
　　物腰が柔らかで…
　　ホント謙虚だよね～。

とか、

　　アンタのところの社長は変わらないね！
　　昔から熱心な姿勢で…
　　それでいて控えめだから大したモンだ！

って評する元請さん、取引先の社長さんは少なくありません。

おかげで、いろいろ仕事を回してもらえたり、新規の得意先を
紹介してもらえたり…

まぁ、勤めている僕らも、忙しく働けるので、これには
ありがたいことだと感謝しています。

　　人間、思いあがったらアカン！
　　それが態度に出て、言葉にも出る！
　　誰かのおかげで、コレができたんやっつーコトを
　　忘れてはアカン！

今日も、事務所の中で、こんなことを言ってました。

　　人間、商売が上手く行くようになると、
　　椅子に座る時でも足、ガバーッと開いて
　　座るようになる。
　　それではアカン！
　　いつも態度は控えめや！

とも言い、

　　控えめっつーのは、相手に
　　へつらうコトと違うぞ！
　　できんモンはできん！
　　そこはハッキリ言わなアカン！
　　仕事を受ける時も、断る時も
　　しっかり頭下げんとアカン！

などと力説してました。。。

ま…、言っていることは間違ってません。

こうしてみると、謙虚って大切なことですね。

イイ話は、こういう人へ集まってくるものかも知れません。

　　だったら、下で働いているオレらにも、
　　もう少し優遇しろよ～

って、心の中で叫びつつ、この社長のありがたいお話を
聞いてました。。。

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タグ：謙虚 社長