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百貨店の教訓

仕事現場へ向かうまで、運転しながらカーラジオを聞いていたら、
どういう番組だか忘れましたが、こんなことを言ってました。

  百貨店ってのは、もともと高額品、嗜好品を
  取り扱うところなんで、景気の影響を受け
  やすいんですよね。
  それに加えて、近頃、海外のお客さんも
  爆買いを控え気味で、百貨店は厳しい状況が
  続いてるようで…

話している人は、経済学だか経営学の大学教授みたいです。

  それで対策のひとつとして、これまでと
  違った商品…
  若い顧客を取り込もうとカジュアルな品であったり、
  ファッショナブルな品であったり…
  さらにサラリーマン男性にも足を運んでもらおうと
  紳士服売り場や書店を増設したり…
  でも、たいてい失敗してますね。。。

ここでは、既存の顧客以外の新たな客層を呼び込もうという
戦略を紹介しつつ、その策が失敗であると言っているわけ
です。

  前に言いましたように、百貨店って、
  高額品、嗜好品を豊富に取り揃えてりゃ
  それでイイわけですよ。
  それをどれだけ揃え切れるか!
  どこまで取り扱うことが出来るか!
  ここが重要です!
  そもそも百貨店の顧客は富裕層、または
  目利きの客なんです。
  景況が悪くなりゃ、富裕層もお財布の
  ヒモを締めますが、それでもお金は持ってる!
  富裕層とか目利きの客を満足させる商品を
  いかに取り揃えるか、また、彼らを満足させる
  サービスをどこまで極められるか!
  これに尽きますね。

おーっ!と、僕はここで感心したですね。

そうなんです!

厳しいから、苦しいからと言って新しいモノを取り入れる
のではなく、本来持っている強味をさらに強くする…

これによって、新たな競合を避け、本来の持ち味がさらに
高まる!

これを言っているわけですね。

これは人間でも同じかも知れません。

ヤバいと思って手を変えようとするより、自分を見直し、
得意分野、興味のあるコトに集中して攻めていく方が
生き易いんじゃないかと…

ちょっとした教訓を得ました。
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