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回転寿司のフトコロ事情

外食業界は全体的に見ると伸び悩んでいるそうですが、
回転寿司は比較的、順調に推移していると聞きました。

最大手はスシロー。

2位がゼンショ―ホールディングスのはま寿司。

他に、くら寿司、かっぱ寿司を合わせて回転寿司の
四天王と呼ばれているそうで。。。

それにしましても…

最近、僕は回転寿司屋さんへ行っていませんが、寿司屋
なのに、ラーメンがあったり、ハンバーグ、唐揚げを
出してみたり、カレーライスを出すお店もあるとか。。。

寿司屋へ行って、わざわざラーメンやカレーなんか食べる
人なんているの!?

って思ったりしますけど、回転寿司はファミリー客が圧倒的に
多いようで、お子様、パパ、ママ…

さらには、おじいちゃん、おばあちゃん…

このうち、誰かは、

  お寿司じゃなくてラーメンの方が…


  カレーライスがあるのなら、
  そっちの方がいいナ

って人もいるようで、そうしたお客さんのニーズに対応した
結果、サイドメニューがどんどん増えていったと聞きました。

ま…、最近は回転寿司のお店がやたら増えているみたいで、
それなりに競争も激しくなっているだろうと思いますし…。

しかし…

何よりもサイドメニューが増えた理由は、原価率の改善効果を
狙っているとか。。。

鮮度が命の魚介類を扱うだけに、回転寿司の原価率は40%台と
言われています。

外食業界の原価率は平均30%であるのに対して、40%台とは
ずいぶん高いと言えます。

さらに、寿司ネタは輸入水産物の割合が高いため、円安状態で
原料原価も高騰気味!

つまり、回転寿司のフトコロ事情は、儲けが薄い!ってコトです。

回転寿司屋さんで、ラーメンを啜るパパ。

ハンバーグを頬張るお坊ちゃん。

ケーキやゼリーに舌鼓を打つママとお嬢ちゃん。

そんなお客さんたちが多いほど儲かるのです。

そして、お寿司一皿100円(税抜)を維持できているのです。

ですから…

  回転寿司屋へ行くんだから
  寿司を食おう!

と言うお客さんばかりですと、回転寿司屋さんはなくなって
しまうのですねぇ…。
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